とれたて新鮮JA香川県です

提供 JA香川県

毎週金曜日 午前9時15分~生放送
2022年1月7日

みんなで考えませんか?「食品ロス削減」

放送日 2022年1月7日

新鮮情報   みんなで考えませんか?「食品ロス削減」

 

今回お邪魔したのは、「讃さん広場 飯山店」
1月7日ということで店内には
「七草がゆ」に使われる七草を
セットにしたものが販売されていました。
年末年始のあわただしさも落ち着いて
皆さんゆっくりとお買い物をされています。

こちらでは、現在、食品ロス削減に向けた
取り組みが行われています。
食品の廃棄ロスは今、
大きな問題となっています。

耳にすることはあっても、
具体的にどうしたらよいかわからなくて
なんとなく日々を過ごしてしまっている方も
いらっしゃるかもしれません。

生産者さんが丹精込めて育てた農産物。
できることなら廃棄することなく、
みんなでおいしくいただきたいですよね?

JAの農産物販売所でも、
残念ながら、売れ残ったり
傷んでしまったものなど

廃棄しなくてはならないことがあります。
そこで、JA香川県では、
11月6日からNTTドコモや県内の中学校、高校と連携し
直売所4店舗で食品ロス削減に
向けた実証実験をしています。

まず、「eco buy(エコバイ)」という
スマートフォンのアプリを使って、
対象となる時間に、対象店舗で
農産物を購入することで

ポイントが付くというものです。
お買い物をしたレシートを写真にとって
ポイントを申請すると、
お買い上げ商品1点ごとに
2ポイントが貯まります。

対象時間は、閉店前の2~3時間。
対象商品は、野菜・果物・卵です。
対象店舗は、讃さん広場飯山店、
讃さん広場滝宮店、
JA産直空の街、
JA産直市コープ太田店の4店舗です。

獲得したポイントは、
1ポイント1円換算で、
WAONポイントやdポイントなど

25種類ほどある中から
お好きなポイントに交換できます。

お得に買い物をしながら、
食品ロスに貢献できるというサービスです。
この「eco buy」を利用することで、
少しずつでも食品ロスに対して
考えるきっかけになるのではないでしょうか?

また、中学校、高校と連携して取り組んでいるのは、
生徒が作った動画や
ポスターなどの店頭掲示です。

讃さん広場飯山店では、
県立飯山高校3年生の生徒が作った動画が
店頭入り口で見られるようになっています。
現在国民1人が1日に
お茶碗1杯分廃棄していることなど

わかりやすく説明してくれています。

香川県は食品ロスの発生割合が全国と比較して
高い状況にあるということです。
そこで、2030年までに
8000トンの食品ロス削減を

達成しようと目標を立てました。
大きな数字ですが、
みんなで取り組むことで実現できるはずです。

ぜひ、「eco buy」の取り組みに参加して、
お得に、気軽に食品ロス削減を始めてみませんか?

 

ご出演:讃さん広場飯山店所長 建石直人さん
JA香川県経済部店舗総合課 溝内祐香さん

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