とれたて新鮮JA香川県です

提供 JA香川県

毎週金曜日 午前9時15分~生放送
2021年2月26日

まっすぐ正直な野菜です「さぬきのめざめ」

放送日 2021年2月26日

新鮮情報   まっすぐ正直な野菜です「さぬきのめざめ」

 

香川生まれの「さぬきのめざめ」
もうおなじみですよね?
大型のアスパラガスで、レギュラーサイズが25cm
ロングと呼ばれるものは50㎝以上にもなります。

太くてずっしりとして存在感は抜群!!
貫禄さえ感じます。
でも、そうなると味が心配だなと思うかもしれませんね。
安心してください。
みずみずしく甘みがあって香りもよし、
穂先が固く締まっていて見た目も美しいんです。
色も鮮やかです。

1月中旬から11月上旬と収穫時期は長いですが、
温度によって成長速度が大きく変化します。
何とも正直な野菜です。
「さぬきのめざめ」にとってのベストな温度は25℃。
1日に10~15㎝も伸びる日もあります。
そんな日は朝と夕方の2回収穫することもあるそうです。
子供のように優しく見守ってあげることが大切なんですね。

今育っているのは「春芽」です。
土の中からにょきにょきと顔を出しています。
最盛期は3月頃。まさに春を迎えるのにぴったりです。
少し落ち着いてきたら、太さが親指くらいある
しっかりしたアスパラガスを
「親」にして育てていきます。

そうするとハウスの中は緑のジャングルのようです。
その生い茂る緑をかき分けながら収穫が進みます。
これが「夏芽」7月頃に最盛期を迎えます。
親を育てるのは、次の年の準備でもあります。
親の株の養分によって、
次の「春芽」が育ってくるそうです。

「春芽」と「夏芽」には味わいにも少し違いがあります。
濃厚で歯ごたえしっかりの「春芽」と
軽やかで柔らかい「夏芽」
どちらも魅力的ですね。
こんかい試食させていただいた「春芽」は
収穫したばかりなので生で食べられます。
まず穂先をいただくと、
濃厚な甘みの中にちょっと苦みを感じました。
続いて茎の部分をいただくと、
甘みはもちろんジューシーさもあり、
苦みは全くありませんでした。
これは茎の部分のほうが土に近く、
よりたくさんの栄養を受け取っているからだそうです。
同じ1本のアスパラでも味に
違いがあることを初めて知りました!!

生で食べるのもおすすめですが、
「さぬきのめざめ」はどんな調理をしてもおいしいです。
ベーコンやガーリックとの相性も抜群ですし、
炒飯や炊き込みご飯などの具にしても色どり抜群!!

栄養も豊富なので、
ぜひたくさん食べて元気に春を迎えてください!!

 

ご出演:丸亀地区アスパラガス部会部会長 牧田信幸さん
ご協力:丸亀地区アスパラガス部会副部会長 田中浩伸さん

 

 

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2021年2月19日

良い運気を運んでくれる花「マーガレット」

放送日 2021年2月19日

新鮮情報   良い運気を運んでくれる花「マーガレット」

 

三豊市仁尾町は温暖な気候で太陽が似合う町。
そこでは花も元気に育つような気がしますね。
温暖な気候で自生し、
海外ではよい運気を運んでくると言われる
アフリカのカナリア諸島が原産の「マーガレット」
かわいらしく純粋な白い花をつけ、
葉は細くギザギザっとしてっといます。

花言葉を調べてみると、
「恋占い」や「真実の愛」「信頼」などがあります。
昔は「好き」「嫌い」と花びらをつまみとって、
恋の行方を占っていたことからきているようです。

「マーガレット」というと、
春の花のイメージがありますが、
出荷されるのは10月~5月と長いんです。
5カ月ほどかけて成長するので、
少しづつ植える時期をずらしています。
元々は多年草の花ですが、
出荷できる元気なお花を育てるため
1年に1回収穫をするそうです。

ハウスにお邪魔してまず驚いたのは、
マーガレットの背丈が1m近くあること。
お花がかわいらしので、
30㎝くらいを想像していたんです。
目の前に広がる爽やかな草原のようでした。
そして、キク科の花ということもあって
ハウスの中は菊の香りが漂います。
癒しの香りですね。

お話を伺った大崎さんはおじい様の代から
「マーガレット」を育てていらっしゃいます。
マーガレットは暑さが苦手。
今年の猛暑の時には水の管理が大変でしたが、
その後は順調に育ち、元気な花をつけています。

この「マーガレット」ですが、
実は香川県が、生産量全国一なんです!!
シェアは60パーセントともいわれています。
三豊市の花にもなっています。
その理由の一つになっているのが、
花が散らない、「落ちない花」ということ。
また、次々に蕾が花を咲かせるので
受験生に贈る花として送られることも多いそうです。

こうやって伺っていると、
何気なく見ている「マーガレット」に
より親しみと癒しを感じました。
花のある生活は心も豊かにしてくれますね。

ぜひ、香川が誇る「マーガレット」
お花屋さんで見かけたらアレンジに加えたり
マーガレットの花束を作るなど
もっともっと愛してください。

 

ご出演:三豊花卉部会マーガレット部部長 大崎正義さん

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2021年2月12日

カリフォルニア(仁尾)からの贈り物「レモン」

放送日 2021年2月12日

新鮮情報   カリフォルニア(仁尾)からの贈り物「レモン」

 

三豊市仁尾町の瀬戸内海に面した場所は
地中海やカリフォルニアなど
温暖で雨が少なく、霜が降りないという
レモンの産地の気象条件にぴったりの場所です。

温州ミカンの産地でもある曽保地区で
40年ほど前から栽培が始まりました。
太陽をいっぱいに受けることができる段々畑で、
初期の段階から携わっていた
おばあさまから受け継いだ伝統を守りつつ、

おいしい「レモン」にこだわって栽培されている、
浅野さんの園地にお邪魔しました。

こちらでは、温州ミカンの木にレモンの木を
接ぎ木して育てていらっしゃいます。
だから、たまにミカンが実ることもあるそうです。
それでもこの昔からの栽培方法だからこそ、
ミカンの良いところも受け継いだ、
この土地ならではのおいしい
「レモン」が育っています。

皆さんは「レモン」というと鮮やかな蛍光色の
レモンイエローの絵の具のような色を想像しますよね?
私も取材に伺うまではそんなイメージを持っていました。
でも、実際に目にした「レモン」は、
ほんのり赤みが入ったようなオレンジがかった
色をしているんです!!
これも温州ミカンの血が
受け継がれているのかもしれません。

こちらで育っているのは、
アメリカ・カリフォルニアからやってきた
「ユーレカ」という品種です。
四季咲きで一年中花をつけ、玉が大きく育ちます。
私たちが普段目にしているものより二回りくらい大きい
でっぷりどっしりした「レモン」がたわわに実っています。

今からが最盛期という「レモン」
なんとなく夏が旬のイメージでしたが、
収穫は10月~5月頃まで。
夏には収穫がないということに驚きました。

今か今かと出荷を待つ「レモン」は
完熟の状態で収穫されます。
だからこそ、大きく育ち、皮が薄くなり、
皮まで食べられる苦みの少ないレモンになるそうです。
と言っても、実際に食べてみないとわかりませんよね?
そこで、木から摘み取ったものを
その場で齧らせていただきました。

しっかりとした皮の中から
果汁がほとばしってきます。

でも、不思議なことに苦みがありません!!
もちろんレモンならではの酸っぱさはありますが、

香りもしっかりと漂ってきて、
フルーツなんだと実感できました。

浅野さんは、「レモン」というと
お料理の横にそっと寄り添って、
おいしさをプラスしてくれるだけの存在ではなく、
果物として丸かじりしたり、
料理の主役として扱われる存在に
変えていきたいそうです。

お話を伺っていると
その未来は近いと感じました。

レモンのさわやかな香りや酸味は
他のものには変えられない唯一のものです。
ぜひ、これからは果物として主役として
香川産の皮まで食べられるおいしい「レモン」を
味わってください!!

 

ご出演:まる曽みかん部会 レモン生産者 浅野 雅文さん

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2021年2月5日

パリパリ、フランスの香り?「セルリー!!」

放送日 2021年2月5日

新鮮情報   パリパリ、フランスの香り?「セルリー!!」

 

観音寺市有明地区で50年を超えて
栽培されている「セルリー」

フランス語で「セロリ」のことを言います。
どうしても、「セロリ」と聞くと
苦手なイメージを持っている方も多いと思いますが、
「セルリー」という新しいお野菜として考えほしい!!
それくらい、観音寺の「セルリー」はおいしいんです。
ぜひ、先入観を持たないで食べてほしい。
その思いで「セルリー」と呼んでいます。
平成29年には観音寺認証ブランドに認定され、
パッケージについた寛永通宝を
イメージしたマークが目印です。

今年の出来は上々!!
ビタミンB群が豊富で、食物繊維もいっぱい。
美肌やアンチエイジングに効果があるだけでなく、
独特の香りには心を落ち着ける効果があります。
だから今からの時期、受験生にはセルリーの香りで
平常心を保って試験に臨んでほしい!!
毎日の健康管理にもおすすめの野菜です。

今回お邪魔したのは、生産者の荒木さんのハウス。
肉厚で葉が青々としていて畑を眺めているだけで
みずみずしさが伝わってきます。
収穫作業を見せていただくと、まず、一株刈り取り、
周りの外葉を取り除きます。
そして、ビニールにすっぽりと納めます。
この納め方が見事!!
丸い輪にあらかじめビニールを通しておき、
その輪に上から「セルリー」を入れます。

さて、「セルリー」には「ミニセルリー」もあります。
大きさが違うだけではありません。
品種が違うので見た目も味も違うんです!!

まず、「セルリー」は50~60㎝の高さがあります。
重さは一株で2㎏ほどあり、
抱きかかえるとずっしりと重みを感じます。

色は、茎の部分が中は白く外に向かって
薄黄緑色をしています。

茎の部分が肉厚で、パリッとかじるとみずみずしく、
生で食べるのに適しています。

「ミニセルリー」は40~50㎝の高さがあります。
重さは一株で1㎏ほどで、緑が中まで濃く、
よりしっかりとした歯ごたえを感じます。
煮たり、炒めたりに適しています。

両方並べると、違いがはっきり分かりますし、
食べたときの味わいも全然違いました。
ただ、どちらもとれたての新鮮そのもの!!
生でバリバリと食べるのが最高です!!
噛みしめたときの食感と特有の香りは
いやなところが全くなく、これぞ「セルリー」!!

苦手意識のある方も騙されたと思って食べてほしい!!
観音寺の「セルリー」は間違いないおいしさ。
イメージを覆してくれます!!

これからピークを迎えていく「セルリー」
生で食べる以外にも、佃煮にしたりスープに入れたり
浅漬けや、ソースにするなど使い方はいろいろです。
たくさん買っても使いきれないなんてことはありません!!
中でも佃煮はご飯泥棒!!癖になる味ですよ!!
保存するときは、葉だけ先に使えば持ちがよくなります。
葉から水分が奪われてしまうんだそうです。

旬の味を家族でたくさんいただいて、
健康に過ごしましょう!!

 

ご出演:観音寺地区セルリー部会部会長 岩田功さん
副部会長 安藤昌利さん
部会員 荒木康宏さん


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