とれたて新鮮JA香川県です

提供 JA香川県

毎週金曜日 午前9時15分~生放送
2022年1月21日

香川が誇る旬の冬野菜「ブロッコリー」

放送日 2022年1月21日

新鮮情報   香川が誇る旬の冬野菜「ブロッコリー」

一年の中で一番寒い季節です。
そんな中でもじっくりゆっくり成長していく野菜
「ブロッコリー」
特徴的なブーケのような形は
かわいらしくもあります。

房に分けても小さい森のようで
お弁当に入れたりお料理の彩にも大活躍です。

ブロッコリーはキャベツの仲間です。
調理がしやすく栄養も豊富で、
甘みがあって歯ごたえもよいのが魅力です。
収穫は10月中旬から5月末まで。
苗を植えてから60日から150日で収穫できます。
収穫期間が長いので、
時期によって成長速度も大きく変化します。
それをしっかり見極めながら、
生産者の皆さんは育てているんです。

スーパーなどで見かけるサイズは、
花蕾(からい)と呼ばれる中心部の直径が
13~14㎝ぐらいのものです。
緑が濃く蕾が小さく閉まっていて、
茎が太いものを選ぶとよいですよ。

今年の状況は上々です。
香川県のブロッコリーの生産量は
全国的にも上位に入ります。
それだけ力を入れている野菜の1つなんです。
集荷場では、ブロッコリーを
段ボールやケースに入れて出荷するのですが、
その時、一緒に氷を入れていました。
なぜだろうと不思議に思って聞いてみると、
ブロッコリーは寒さに強い野菜で、
逆に暖かくなりすぎると、
花蕾の部分が柔らかくなってしまいます。
おいしい状態で私たちに届けるための
工夫だったんですね。

ご自宅で保管されるときも、
常温ではなく冷蔵庫の中に入れましょう。
その時、茎を湿らせたキッチンペーパーで巻いて
ポリ袋に入れるなどしておくとより長持ちします。
長期保存したい場合は冷凍できますよ。

ブロッコリーと言えば、
やっぱりシンプルが一番おいしい!!
茹でてマヨネーズが
最高だなぁと感じてしまいます。

でも、和洋中どんな料理に加えても
彩と華やかさを与えてくれるので重宝します。

JA香川県では、
おススメのオリジナルメニューを
インスタグラムなどでご紹介しています。
今の一押しは「ブロッコリーとアサリの酒蒸し」
砂抜きしてあるアサリを使えば簡単ですし、
蒸し汁はご飯にかけたり、
パスタに絡めてもいいですよ。

バターをプラスしてコクを出すのも最高です。

更に、ホームページには
オリジナルレシピを掲載しています。

食材ごとなどに検索ができるようになっていて、
ブロッコリーのクッキーやピクルス、餃子、ナムルなど
普段作ったことがないようなお料理に出会えます。
お話を伺った松岡さんのオススメは「天ぷら」!!
茹でて房の部分に衣をつけて揚げるだけ!!
おいしそう!!ぜひ試してみてください。

これからが最盛期を迎える「ブロッコリー」
香川県産のおいしいものを存分に味わって、
おいしく健康になってください!!

 

ご出演:坂出園芸センター集荷場 松岡誠也さん

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2022年1月14日

幸せの一粒を召し上がれ!「さぬきひめ」

放送日 2022年1月14日

新鮮情報   幸せの一粒を召し上がれ!「さぬきひめ」

 

いつでもみんなを虜にしてしまう
真っ赤で艶々輝く「イチゴ」
形も色もかわいらしくて、
味も抜群においしいなんて
ちょっとズルいぐらいの王道のフルーツです。

今回お邪魔したのは、
観音寺市高屋町の冨永さんのハウス。
天空の鳥居の真下にあります。
冨永さんはイチゴを育てて20年以上。
「女峰」から始まって「さちのか」を経て
現在は「さぬきひめ」を育てていらっしゃいます。
毎年丹精込めて育てているイチゴはかわいい存在。
でも、思い通りには育ってくれないそうです。
日誌をつけて研究したり試行錯誤をしながら
甘みたっぷりでおいしくなるようにと
日々の作業に取り組まれています。

ハウスの中は高設栽培なので、
少しかがむと目の高さにイチゴがズラリ。
それぞれの苗には、
大きく真っ赤に育っているものから
小さいもの花が咲いているものまであって
順番に成長していく様子がわかります。
空中をイチゴが泳いでいるように見え
目の前の絶景に感動しました。

イチゴは収穫時期も11月から6月までと長く、
しかも成長の度合いは時期によって変化します。
冬は花が咲いてから40日ほどで収穫を迎え、
春が来ると30日ほどで収穫できるようになります。
その変化を見守りながら収穫が続きます。
今の時期は寒いので成長はゆっくり。
じっくり育っていくからこその
「大きさ」と「甘さ」を感じることができます。
イチゴをいつ食べるかで、
実は甘さも少し違っているのかもしれません。

さて、「さぬきひめ」の特徴は
何といっても「大きさ」!!
さらに果汁たっぷりで「甘さ」も抜群です。
貴重な一粒を試食させていただくと
持った瞬間のずっしりとした重みに
そして甘い香りが漂ってきます。
口に入れるとその果汁にビックリ!!
ジュルっと滴ってくる果汁と
しっかりとした甘さのある果肉が
これでもかと口の中いっぱいに広がります。
一口でこんなに人を幸せにしてくれるイチゴ。
とってもありがたい存在ですね。

観音寺地区のイチゴ部会では、
ベテランの方に加えて、
若い人も増えてきているそうです。

お互いに刺激しあいながら、
ますますおいしいイチゴを作ろうという
熱い思いも受け取りました。

大切に育てられたイチゴ「さぬきひめ」
ぜひ手に取ってその「重み」と「味わい」で
幸せな気分になってください!!


ご出演:観音寺地区いちご部会部会長 冨永篤志さん


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2022年1月7日

みんなで考えませんか?「食品ロス削減」

放送日 2022年1月7日

新鮮情報   みんなで考えませんか?「食品ロス削減」

 

今回お邪魔したのは、「讃さん広場 飯山店」
1月7日ということで店内には
「七草がゆ」に使われる七草を
セットにしたものが販売されていました。
年末年始のあわただしさも落ち着いて
皆さんゆっくりとお買い物をされています。

こちらでは、現在、食品ロス削減に向けた
取り組みが行われています。
食品の廃棄ロスは今、
大きな問題となっています。

耳にすることはあっても、
具体的にどうしたらよいかわからなくて
なんとなく日々を過ごしてしまっている方も
いらっしゃるかもしれません。

生産者さんが丹精込めて育てた農産物。
できることなら廃棄することなく、
みんなでおいしくいただきたいですよね?

JAの農産物販売所でも、
残念ながら、売れ残ったり
傷んでしまったものなど

廃棄しなくてはならないことがあります。
そこで、JA香川県では、
11月6日からNTTドコモや県内の中学校、高校と連携し
直売所4店舗で食品ロス削減に
向けた実証実験をしています。

まず、「eco buy(エコバイ)」という
スマートフォンのアプリを使って、
対象となる時間に、対象店舗で
農産物を購入することで

ポイントが付くというものです。
お買い物をしたレシートを写真にとって
ポイントを申請すると、
お買い上げ商品1点ごとに
2ポイントが貯まります。

対象時間は、閉店前の2~3時間。
対象商品は、野菜・果物・卵です。
対象店舗は、讃さん広場飯山店、
讃さん広場滝宮店、
JA産直空の街、
JA産直市コープ太田店の4店舗です。

獲得したポイントは、
1ポイント1円換算で、
WAONポイントやdポイントなど

25種類ほどある中から
お好きなポイントに交換できます。

お得に買い物をしながら、
食品ロスに貢献できるというサービスです。
この「eco buy」を利用することで、
少しずつでも食品ロスに対して
考えるきっかけになるのではないでしょうか?

また、中学校、高校と連携して取り組んでいるのは、
生徒が作った動画や
ポスターなどの店頭掲示です。

讃さん広場飯山店では、
県立飯山高校3年生の生徒が作った動画が
店頭入り口で見られるようになっています。
現在国民1人が1日に
お茶碗1杯分廃棄していることなど

わかりやすく説明してくれています。

香川県は食品ロスの発生割合が全国と比較して
高い状況にあるということです。
そこで、2030年までに
8000トンの食品ロス削減を

達成しようと目標を立てました。
大きな数字ですが、
みんなで取り組むことで実現できるはずです。

ぜひ、「eco buy」の取り組みに参加して、
お得に、気軽に食品ロス削減を始めてみませんか?

 

ご出演:讃さん広場飯山店所長 建石直人さん
JA香川県経済部店舗総合課 溝内祐香さん

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