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提供 JA香川県

毎週金曜日 午前9時15分~生放送
2024年3月29日

半世紀ぶりの指定野菜に!「ブロッコリー」

放送日 2024年3月29日

新鮮情報 半世紀ぶりの指定野菜に!「ブロッコリー」

 

食卓に彩りを与えてくれる、毎日食べたい野菜。
私たちにとって欠かせない野菜の1つが
「ブロッコリー」です。

2026年度から「指定野菜」に
追加されることが決まり、

ますます食べる機会が増えそうですね。
指定野菜は特に消費量が多い野菜で、
値段を安定させていつも食べられるように、
国が重要な野菜と位置付けたものです。
現在は、キャベツやきゅうり、
なす、トマト、にんじんなど

普段からよく食べる
野菜14品目が指定されています。

そこに半世紀ぶりに
追加されることになったのが

「ブロッコリー」で、10年で
出荷量は3倍になっているそうです。

確かにブロッコリーは
食卓に欠かせませんよね?

調理がしやすく、栄養価も高くおいしい!!
ブロッコリーを30年以上作り続けている
冨岡さんの圃場にお邪魔してお話を伺ったのですが、
収穫を待つブロッコリーが元気いっぱいに育っています。
収穫時期は去年の11月ごろに始まり5月中旬まで。
これだけ長い期間収穫できるのは、
100種類以上はある品種を変えながら
植え付けと収穫を繰り返すからです。
冨岡さんの圃場では「ルミナス」や「はつみらい」
といった品種に始まり、
今は「ゆめさくら」という品種が最盛期です。

同じように見えても品種が違えば味や特徴が違います。
「ゆめさくら」はとっても人気の品種で、
茎の直径が7センチを超えるぐらい太く、
花蕾の部分は固くしまって小さいので、
モシャモシャした食感にならないということです。

香川県産のブロッコリーは全国でも有名で、
その品質の良さは一目置かれます。
それは冨岡さんをはじめ生産者さんが
夜明け前の暗いうちから収穫をすることで、
しっかり固い状態をたもつことができたり、
香川県全体で品質を統一
できるよう努力を重ねているからです。

ぜひ、香川県産を手に取ってください!

もしも買ってきたブロッコリーが
お家で少し柔らかくなっってしまったら、
ちょっとひと手間で蘇ります。
ボウルに水を入れて調理する前につけておきます。
この作業がブロッコリーを
シャキッと引き締めてくれますよ。

どんなお料理にも使えるブロッコリー。
最近では捨てるところがないといわれていますよね。
もちろんサッと茹でてマヨネーズも最高です!
カレーやシチューの彩りにもよいですし、
最近は天ぷらや唐揚げにする方も増えています。
こうすると食感が少し変化して楽しめます。
茎の部分も甘くておいしいですが、
茎の周りの捨ててしまいがちの部分も、
きんぴらにしたり、バター醤油などで炒めると
おいしく食べられます。

ますます私たちの食卓に
欠かせない存在の「ブロッコリー」

たくさん食べて元気もりもりで
過ごしましょう!!

ご出演:坂出園芸センター集荷場 軟弱野菜部会部会長 冨岡利明さん

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