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毎週金曜日 午前9時15分~生放送
2021年6月18日

「小原紅早生(ハウス)」と「ビワ」「デコポン」

放送日 2021年6月18日

新鮮情報   「小原紅早生(ハウス)」と「ビワ」「デコポン」

 

高松市西部かんきつ共撰場では、
季節ごとにおいしい果物が集まってきます。
今、お勧めしたい3つの果物について
お話を伺いました。

まず1つ目は「小原紅早生」
みかんと言うと冬のイメージですが、
今の時期に出回るものは
ハウスで栽培されたものです。

徹底した管理をしているので
品質は間違いないものだけ。

日本一の奇跡の赤いミカンの中でも、
最高級のものだけに与えられる「さぬき紅」に
全てのものがランク付けされます。

その「小原紅早生」のハウスみかんの初セリが
取材当日の6月18日に行われました。
生産者の皆さんがこだわりぬいて育てた
自慢の逸品は高値で取引されたそうです。
色や形、大きさはもちろん、
糖度も12.5度以上の最高級品。

確実においしいものを届けるためにも、
機械だけでなく人間もその味わいを確認する徹底ぶり。
私たちは安心して購入することができますね。
この日は200ケースが出荷されました。
さらに、特に素晴らしいものは木箱に収められます。

貴重な「さぬき紅」を試食させていただきましたが、
濃厚でコクのある甘味が
今まで食べた中で一番といえるほど

しっかりと感じられました。
感動の味わいです。

2つ目は「ビワ」です。
全国有数の産地となっている香川県。
品種も色々ですが収穫時期は短く
まさに今しかない果物です。
さぬき讃フルーツに認定されている
「なつたより」から始まって「茂木」へと移り
現在は「陽玉」と「田中」が出回っています。

ビワはとってもデリケート。
ちょっとした衝撃で傷んでしまいます。
そのため、ビワの品質を良いものにするだけでなく
化粧箱やパックの下に敷く
緩衝材にもこだわっています。

ビワの模型を作って型を取ったり、
クッション性を何度も試し、
香川のビワのために作られたものです。
ほんのりとしたピンク色で、
ビワのオレンジを引き立ててくれています。

ビワも試食させていただくと、
ジュルっと音がするほどに
果汁が溢れ出してきます。
果肉が少ないと思われていますが、
実は食べられる部分が80%もあるんです。
品種によって味わいが変わってきますので、
買うときは品種もチェックしてみてくださいね。

そして最後3つ目は「デコポン(不知火)」です。
デコポンは春先に出回るイメージですよね?
香川では全国的にも珍しく
今の時期にも「デコポン」が存在します。
取材した日は出荷の最終日でした。

こちらも「さぬき讃フルーツ」の1つですが
この時期のものは、貯蔵庫で保存されていたものなんです。
1つ1つ専用のポリ袋に入れて冷風を当てながら
長期間保存することで熟成され、
甘みがグッと増していくそうです。

フルーツは新鮮なものが良いと思っていましたが、
貯蔵することで味わいも果肉の質感も変化するんです。
話を聞くだけでは信じられないと、
試食させていただいたのですが、
めちゃくちゃ甘い!!
しかも果肉がゼリーのようなとろける感覚です。

香川のフルーツは本当においしい!!
胸を張ってそう言えます。
季節ごとに出会う楽しみを味わってください!!

 

ご出演:高松市西部かんきつ共撰場所長 北谷政裕さん

 

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