とれたて新鮮JA香川県です

提供 JA香川県

毎週金曜日 午前9時15分~生放送
2021年4月30日

今だけ!!「新茶」の季節です!!

放送日 2021年4月30日

新鮮情報   今だけ!!「新茶」の季節です!!

 

今年もやってきた「新茶」の季節。
毎年桜が散って2週間ほどすると、収穫が始まります。
今年は桜が咲くのが例年になく早かったので、
4月14日から始まりました。
ただ、遅霜が降りた影響を受けてしまい
収穫できなくなってしまったものもありました。

そんな中でも4月22日には初セリを迎えました。
お茶の運命を決めることになるこの日には、
三豊市高瀬町の早生の品種
「めいりょく」と「さえみどり」が出荷され、
色や香り、外観などから見定めていきました。
茶葉は細いものほど柔らかい葉の証であり、
新緑の色に何とも言えない癒しの香りが漂います。
その香りが強いのが「新茶」の特徴であり、
味わいも格別です。

今年の出来も上々だということで、
「新茶」を味わわせていただきました。
香ばしい香りの中に「出汁」のような旨味。
飲んでいて癒されるような感覚があります。
「新茶」と言えるのは、
「二番茶」の収穫が始めるまで

5月いっぱいだということです。
期間限定だからこそ、チャンスを逃しては
もったいないと思いませんか?

香川県でのお茶の栽培は400年の歴史があります。
江戸時代に高松藩主の松平頼重公が
茶会に用いるために栗林公園内に茶園を作ったことに
始まると言われています。
現在では、三豊市高瀬町やまんのう町で
栽培がおこなわれており、
味、香り、色の
三拍子そろったお茶に仕上がっています。

おいしいお茶ですが、
最近では急須で入れるお茶を飲んだことがない、
お茶の入れ方がわからない、
急須がない家庭も多いようです。

今年は5月1日が八十八夜。
この日にお茶を飲むと長生きできると
言われているそうです。

ぜひ、「新茶」を家族で飲んでほっこりする時間を
過ごしてほしいです。

お湯の温度は70~80℃。一人分は3gが目安です。
急須や茶こしがなければ、
お茶パックを利用することもできます。

また、栗林公園内の百花園跡の茶園では、
5月7日に栗林小学校の3年生が
新茶の手摘み体験をする予定です。

そのほか、家庭科の授業などを通して、
「お茶」について知ってもらう取り組みを進めています。
おいしさを「知る」ことで
「飲む」ことにつながると思います。

ゴールデンウィークにはJAの産直やスーパーなどで
購入できるようになります。
茶葉から入れた「新茶」の特別なおいしさで
ほっこり幸せな時間を少して下さい!!



ご出演:JA香川県農産加工センター 宮崎勉さん

 

 

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