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毎週金曜日 午前9時15分~生放送
2020年3月27日

ひょっこり!!「筍(タケノコ)」の季節です!!

放送日 2020年3月27日

新鮮情報   ひょっこり!!「筍(タケノコ)」の季節です!!

 

三豊市山本町神田(こうだ)の竹林にお邪魔しました。2020032701
前日夜からの雨のちょうど止んだ時間帯だったので
鳥の鳴き声が聞こえる自然の中、
気持ちの良い空気に包まれての中継となりました。

お邪魔した竹林をゆっくり歩いていると
ところどころにふんわりと
土が盛り上がっているような場所があります。
この下にタケノコが今にも顔を出そうとしているんです。
まさに、明後日から掘り始めようという状況です。

掘り出すと5月の連休明けぐらいまで、
毎日朝5時ぐらいから10時までタケノコを掘ります。
4月に入るとタケノコの成長のスピードも上がるので、
20㎏入るキャリーケースが15~20ケースは
いっぱいになるぐらい掘れるそうです。

宝山タケノコ部会の部会長、大西祥敬さんは
退職してから12年。
代々続く竹林を守り続けています。
実は、大西さんの4代前のおじい様、
江戸時代に生まれた、大西慶吉さんが
京都から2本担いで持ち帰り植えたのが始まりだと
山本町の町史にもきちんと記述がありました。

竹林は管理をきちんとしなければ、2020032702
タケノコが生える隙間がなくなってしまいます。
最近では若い担い手が減っていて、
200人ほどいる宝山タケノコ部会の平均年齢も
70歳を超え年々高齢化しているそうです。

香りも食感もよく、
春のこの時期だから味わえる旬の味覚。
いつまでもおいしいタケノコを
食べられるように次の世代へと受け継ぎたいものです。

奥様の早百合さんにはお料理のお話を伺いました。
タケノコご飯や天ぷらにしたり、
煮物や木の芽和えにしてもおいしいと
次々に料理が浮かんできます。

中継中、大西さんに実際に
タケノコを掘っていただいたのですが、

タケノコの周りの土をやさしく掘り崩していきながら、
抜群のタイミングでズバッと根元に切り込む様子は
さすがプロの技でした。
後ほど収穫を体験させていただきましたが、
50㎝ほどある細長いタケノコ専用の鍬を扱うのは
なかなかの重労働!!
しかも思っている場所に、
うまく鍬を下すことがとても難しい!!
お店に届けられるようなきれいな状態のタケノコを
掘ることはできませんでした。

大切に収穫された旬の味、タケノコ。
茹でる手間をおいしくなる時間と思って
たくさん食べてください!!

 

ご出演:宝山たけのこ部会部会長 大西祥敬さん、早百合さんご夫妻
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