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提供 JA香川県

毎週金曜日 午前9時15分~生放送
2019年6月7日

五感、そして第六感で味わって!!「ビワ」

放送日 2019年6月7日

新鮮情報   五感、そして第六感で味わって!!「ビワ」

 

夏の始まりを知らせてくれるフルーツといえば「ビワ」2019060702
香川県は全国でも有数の産地です。
もともとは、柑橘などを守るための
防風林の役割をしていたのが始まりだそうです。

「ビワ」と言っても品種によって形や大きさ、
収穫時期など少しずつ違いがあります。
まずさぬき讃フルーツに認定されている「なつたより」は
まさに初夏を告げる5月下旬に収穫がスタートします。
丸みを帯びた卵形で果肉が柔らかく大玉。
薄いだいだい色に輝く姿は美しいと感じます。

続いて登場するのが「茂木」
これは九州の地名が由来です。
古くからある品種で、小ぶりですが
甘みが強のが特徴です。

「陽玉(ようぎょく)」は、一番の大玉品種。
果汁が多いのが特徴で、
香川県での栽培がこれから大きくなっていくと
期待されています。
収穫時期が遅いのが「田中」
これはビワの産地千葉県の
田中さんが発見した品種で、

大玉で涙型というより丸っこい形をしています。2019060701

実はビワは1本の木で収穫できるのは3日間。
その3日間にむけて1年間
育て上げていく努力は大変なもの。

また、ビワは果実の状態で冬を越す唯一の果物なので
冬の寒さが厳しくないよう祈る気持ちは強くなります。
とっても短い期間にしか収穫できないからこそ、
私たちにとっては強く旬を感じる存在です。

今年の出来をうかがうと、
近年にない豊作で、しかも味も抜群!!
「今年食べないでいつ食べるんだ」
と言いたくなるほどの当たり年だそうです。
これは食べないわけにはいきませんね。

お話を伺った湯谷さんは、
全国そして香川県のビワ部会の部会長をつとめる
ビワのスペシャリスト。
ビワにかける熱い思いが伝わってきます。
ビワを味わうときには、
五感とさらには第六感も使って、
夏を感じ想像力も働かせながら
存分に楽しんでほしいという

湯谷さんの言葉が印象的でした。
ぜひ、今年のビワを食べるときに
実行してみてください!!2019060703


ご出演:高松市西部地域びわ部会

香川県果樹研究同志会びわ部会
全国果樹研究連合会びわ部会 部会長 湯谷芳章さん
高松市西部かんきつ共撰場 所長
北谷政裕さん

 

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