2017年6月21日
さわやかナースステーション
~さわやかナースステーション~
今日は、高松赤十字病院 看護師長 林美紀(はやしみき)さんと認知症看護認定看護師 長嶋真祐美(ながしままゆみ)さん「家族が認知症になったら?」というテーマでお話して頂きました。
認知症の初期症状の一つには、何度も同じことを聞くことがあるそうです。
そのような場合は聞く内容を紙に書いて貼っておくという対応がおすすめだそうです。
また、病院に連れて行きたいけれども本人が嫌がる場合は、かかりつけ医院に相談したり、風邪などで病院に行った際に詳しく診てもらったり、人間ドックを受診するのもおすすめだそうです。
有酸素運動は認知症予防になるそうですよ。
<認知症初期症状11質問票>
・同じことを何回も話したり、尋ねたりする
・出来事の前後関係がわからなくなった
・服装など身の回りに無頓着になった
・水道栓やドアを閉め忘れたり、後片付けがきちんとできなくなった
・同時に二つの作業を行うと、一つを忘れる
・薬を管理してきちんと内服することができなくなった
・以前はてきぱき出来た家事や作業に手間取るようになった
・計画を立てられなくなった
・複雑な話を理解できない
・興味が薄れ、意欲が無くなり、趣味活動などを止めてしまった
・前よりも怒りっぽくなったり、疑い深くなった
以上の11項目を日々の生活の様子から確認してみてください。
高松赤十字病院では毎月第3水曜日・木曜日にミニ講座を行っています。
今月は今日と明日です、無料でどなたでも参加可能です。
<高松赤十字病院 ミニ講座>
日時:6月21日(水)、22日(木)午前11時30分~12時
場所:高松赤十字病院 本館1階 患者図書室「ひだまり」
電話:087-831-7101