香川菊池寛賞とは
香川出身の文豪・菊池寛の業績を顕彰するとともに郷土の文芸創作活動を奨励するために設立されました。
第55回香川菊池寛賞
山田啓介「正義の力量」
学生時代、都会に憧れを抱いた主人公、宮内誠一は東京の大学で法律を学び、そのまま東京都内にある環境プラント用機器の製造販売を手掛ける企業に就職した。
入社時は総務部に所属していたが社内で優秀だと噂になり、営業部長の目に留まる。
二年目に営業一課に転属することになるが、移動して二ヶ月目には大企業、城戸製作所との契約を取り付けた。
その活躍もあって、新期に入っての辞令で主任に昇格するが、翌月には契約して間もない城戸製作所と新製品の納入価格に関して、悪夢ともいえるトラブルが発生する。
謝罪と言うより事の説明を要求する取引先に対して、すぐさま緊急ともいえる話し合いが行われるが解決策は全く見つからない。
翌日、今度は役員三人と営業部長で話し合いがされるが、事態は思わぬ方向に転がっていく。
著者プロフィール
山田啓介（やまだ けいすけ）
昭和40年3月 高松市生まれ
高松中央高校普通科卒業
放送内容
朗読：鴨居 真理子（RNCアナウンサー）
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最終回
2021年1月3日放送
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第10回
2020年12月27日放送
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第9回
2020年12月20日放送
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第8回
2020年12月13日放送
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第7回
2020年12月6日放送
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第6回
2020年11月29日放送
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第5回
2020年11月22日放送
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第4回
2020年11月15日放送
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第3回
2020年11月8日放送
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第2回
2020年11月1日放送
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第1回
2020年10月25日放送
いままでの放送内容
- 第1回香川菊池寛賞 守川愼一郎「花ノ根村合財録」
- 第2回香川菊池寛賞 宮脇昌敬「毬の唄」
- 第4回香川菊池寛賞 門脇照男「誕生日小景」
- 第10回香川菊池寛賞 南四郎「天神弥市郎覚え書」
- 第12回香川菊池寛賞 川田雅美「野にさく白い花のように」
- 第14回香川菊池寛賞 薄井八代子「お止橋」
- 第16回香川菊池寛賞 野口雅澄「俳諧の風景」
- 第17回香川菊池寛賞 曽根幸一「事故」
- 第18回香川菊池寛賞 今井泉「死の海図」
- 第20回香川菊池寛賞 帰来広三「傷痕」
- 第21回香川菊池寛賞 矢田一郎「空白の断層」
- 第22回香川菊池寛賞 帰来冨士子「寒の紅」
- 第24回香川菊池寛賞 松本泰人「ひとりだけの儀式」
- 第25回香川菊池寛賞 篠永哲一「ずいひつ長太郎洋服人生」
- 第26回香川菊池寛賞 田中千里「あかつき荘」
- 第29回香川菊池寛賞 松本桂子「誕生」
- 第30回香川菊池寛賞 平井忠志「花だんす」
- 第31回香川菊池寛賞 雨宮湘介「残の月」
- 第32回香川菊池寛賞 宮城正枝「アラスカ・白い雷」
- 第33回香川菊池寛賞 鮠沢満「流れて」
- 第34回香川菊池寛賞 藤沢辰雄「風の峠道」
- 第35回香川菊池寛賞 水口道子「目覚め」
- 第35回香川菊池寛賞奨励賞 弘田順一「土の温度」
- 第36回香川菊池寛賞 北澤佑紀「鳥坂峠」
- 第37回香川菊池寛賞 池内武「白糖」
- 第38回香川菊池寛賞 石丸洋志「白の記憶」
- 第39回香川菊池寛賞 森岡啓子「橋」
- 第40回香川菊池寛賞 金子京子「フツゼノムスメ」
- 第41回香川菊池寛賞 伊藤健治「財田川夏物語」
- 第42回香川菊池寛賞 森裕加里「縁切り供養」
- 第43回香川菊池寛賞 三田慶子「舞扇」
- 第44回香川菊池寛賞 佐藤利夫「夕焼け通り商店街」
- 第45回香川菊池寛賞 遠藤まこ「まどろみ」
- 第46回香川菊池寛賞 正岡美香「波のグラウリヤ」
- 第46回香川菊池寛賞奨励賞 太田貴子「四つ葉さがし」
- 第47回香川菊池寛賞 大西緑「ハナミズキ」
- 第48回香川菊池寛賞 松浦隆行「たえと彦輔」
- 第49回香川菊池寛賞 渡邊久美子「光りの地図」
- 第50回香川菊池寛賞 堀川佳「床頭台」
- 第51回香川菊池寛賞 水上澤「たまよび」
- 第52回香川菊池寛賞 三井英美子「歌人」
- 第52回香川菊池寛賞奨励賞 竹下諄「落書き」
- 第53回香川菊池寛賞 藤田享美「家族の季節」
- 第54回香川菊池寛賞 森本清華「冬の庭」
- 第54回香川菊池寛賞奨励賞 藤本靖「青春の残照」
