第24回香川菊池寛賞
松本泰人「ひとりだけの儀式」
命の恩人と恋人を失った男が、それらの過去にこだわりを持ち続けながら、男としてやるべきこと、信念、誇りをもって生きるさまをえがいた作品。
恋愛と友情、恩義という古典的パターンに推理を織り交ぜ、ハードボイルド・タッチな物語となっている。
著者プロフィール
松本泰人(まつもと やすひと)
1948年香川県高松市生まれ。
1968年東京総合美容専門学校卒業後、美容の道を歩む。
1976年日本新鋭ヘアデザイナーベスト10に選ばれる。
1982年CIC世界美容大会パリプレゼンテーションステージ日本代表。
テレビ「ルックルックこんにちは」変身コーナーにレギュラー出演。
この頃から小説を書きはじめ、双葉社『小説推理』への応募作が新人賞候補となる。
1989年『ひとりだけの儀式』で香川菊池寛賞受賞。
その後、文藝春秋社『オール読物』で2年連続新人賞候補となる。
著書に『抗原抗体反応』(文芸社)などがある。
放送内容
朗読:熊谷 富由美
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最終回
2016年4月11日放送
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第9回
2016年4月4日放送
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第8回
2016年3月28日放送
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第7回
2016年3月21日放送
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第6回
2016年3月14日放送
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第5回
2016年3月7日放送
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第4回
2016年2月29日放送
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第3回
2016年2月22日放送
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第2回
2016年2月15日放送
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第1回
2016年2月8日放送