ラジオで聞く 香川菊池寛賞 香川菊池寛賞受賞作品を朗読で紹介します。

香川菊池寛賞とは

香川出身の文豪・菊池寛の業績を顕彰するとともに郷土の文芸創作活動を奨励するために設立されました。

第14回香川菊池寛賞

薄井八代子「お止橋」

 金毘羅三十番神社の社人として仕えていた松太夫、権太夫兄弟と松太夫の息子玉尾内記の評判が上がっていくことをやっかんだ金光院の寺僧たちは社人に対して圧力をかけるようになった。その圧力に耐え切れなくなった権太夫と内記は、松太夫が止めるのも聞かず幕府寺社奉行に訴え出るが敗訴となり、祓川橋で一族は斬首、獄門となった。彼らの処刑後、異変が続いた祓川橋は、高松藩主松平頼重により「お止橋」となり、誰も通らない橋となった。

著者プロフィール

薄井八代子(うすい やよこ)

作家 日本ペンクラブ会員 日本児童文学者協会会員 香川史学会会員 元高等学校教諭
第14回香川菊池寛賞受賞
著書「さぬきの民話」「四国へんろ」「四国88か所札所めぐり」など
木田郡三木町在住

薄井八代子

放送内容

朗読:亀谷 哲也(RNCアナウンサー)

  • 最終回

    2012年11月19日放送

  • 第7回

    2012年11月12日放送

  • 第6回

    2012年11月5日放送

  • 第5回

    2012年10月29日放送

  • 第4回

    2012年10月22日放送

  • 第3回

    2012年10月15日放送

  • 第2回

    2012年10月8日放送

  • 第1回

    2012年10月1日放送