ふるさと文庫 菊池寛を読む 毎週日曜日 あさ7時35分~7時50分放送。香川が生んだ文豪、菊池寛の短編小説を朗読でお届けする、ふるさと文庫。大正から昭和初期にかけて「父帰る」や「恩讐のかなたに」など多くの名作を発表した菊池寛は、文筆活動にとどまらず文芸誌≪文藝春秋≫を創刊、さらに広く若い人材を世に送り出そうと、≪芥川賞≫≪直木賞≫を制定し、“文壇の大御所”と呼ばれました。ふるさと文庫では、菊池寛の珠玉の名作を、西日本放送のアナウンサーの朗読でお送りしています。

香川菊池寛賞 受賞作品朗読

令和2年度 第56回受賞作品 「しなやかな右手」

 うつ病を患った姉に過剰反応する家族の様子が、弟の心情を通して、鮮やかに繊細に描かれています。

著者プロフィール

瀬戸千歳(せと ちとせ)

1991年8月30日生まれ。2014年 日本大学芸術学部文芸学科卒業。
16年 日本大学 大学院芸術学文芸学専攻修了。現在は都内のデザイン会社勤務。
15年「すべての春にお別れを」で第14回江古田文学賞佳作、17年「海岸通り」で第29回舟橋聖一顕彰青年文学賞、21年「しなやかな右手」で第56回香川菊池寛賞を受賞。

瀬戸千歳

朗読:熊谷富由美アナウンサー

  • 最終回

    2021年8月22日放送

  • 第6回

    2021年8月15日放送

  • 第5回

    2021年8月8日放送

  • 第4回

    2021年8月1日放送

  • 第3回

    2021年7月25日放送

  • 第2回

    2021年7月18日放送

  • 第1回

    2021年7月11日放送

ラジオで聞く香川菊池寛賞