マリコラム 西日本放送アナウンサー「鴨居 真理子」のブログ

2023/10/18

小学校読み聞かせ授業♪

鴨居 真理子

今年も「RNC子ども未来プロジェクト」として県内の小学校で読み聞かせの授業をしています。

高松市立太田南小学校では、

中條加菜アナウンサーと二人で行いました。

中條アナウンサーは、初体験ということで、ちょっぴり緊張気味。

体育館で4年生約140人の子ども達の笑顔をみると、緊張は吹き飛んだようでした!

 

学校からリクエストのあった「ごんぎつね」を読みました。

前半部分はト書きを中條アナウンサーが。後半部分は私がト書きを読みました。

読み手によって雰囲気も変わります。

20分程の朗読ですが、子どもたちは最後まで集中力を切らすことなく、

最後までお話の世界に引き込まれていたようです。

みんなでよい姿勢をして、大きな声を出して、口の形を確認し、早口言葉に挑戦。

中條アナウンサーが早口言葉を披露!かなりのプレッシャーだったようですが(笑)

プロの早口言葉を見せ、子供たちから「すごい!」という声や大きな拍手をいただきました。

先生から「子ども達は読み聞かせに圧倒されていたようだった。」

「これまで人前でスピーチできなかった児童が、スピーチしている様子が見られた。

1つの機転となったようだ。」

「授業内でもハキハキ言える児童が増えている様子が見られた。」など嬉しいご報告をいただきました。

太田南小学校の皆様、本当にありがとうございました。

そして、栗林小学校の読み聞かせ授業は、宮田玲奈アナウンサーとのコンビ。

体育館で3年生約180人に「サーカスのライオン」を読みました。

少しでもアナウンサーの生の声の迫力を体感してもらいたいと

マイクなしで読んでみました。

 

3,4年生になると、国語の教科書には、

悲しいストーリーや複雑な感情が生まれる物語が出てきます。

「ごんぎつね」も「サーカスのライオン」もハッピーエンドとならない結末。

読み終えると、シーンとします。

深い悲しみの中に心温まる複雑な感情に自分の中で折り合いをつけていくという

高度な感情のコントロールが求められます。

先生方は、相当、涙腺を鍛えられていると尊敬してしまいます。

私たちアナウンサーもかなり感情移入するので油断すると

涙が溢れて読めなくなります。

子供たちは、どう感じてくれたでしょうか?

心に響いてくれていたら幸いです。

宮田アナウンサーは「読み聞かせ授業」は初体験。

読み聞かせは工夫して一生懸命、練習していました。

もちろん、宮田アナウンサーのプロの早口言葉披露では、

大きな拍手をいただきましたよ

そして、子供たちと一緒に行った発声練習や早口言葉で

子供たちの元気いっぱいのエネルギーに驚いていました。

私も子供たちから元気をもらいました。

栗林小学校の皆様、ありがとうございました!

次回は、野並アナウンサーと屋島小学校に行きますよ!

また、報告しますね!