つれづれ川柳2022年の年間川柳賞
3月のお題「別れ」
ラジオネーム <福村まこと>
「バスが来る まではいつもの 声だった」
に決定しました!おめでとうございます!

「川柳スパイラル」編集発行人小池正博さん
川柳は十七音で短いので、省略をきかせることが大切です。
バスが来るまでのことを詠んで、バスが来たあとのことを読者に想像させる書き方です。
その前後で押さえていた気持ちが態度にあらわれるのですね。
「別れ」というお題でしたから、親友・家族・恋人との別れがあるからですが、お題から離れると「バスが来る」に比喩的な状況や環境の変化を読むこともできます。