これまでのつれづれ川柳賞
お題「雲」
2026/3/28選出
つれづれ川柳賞
ラジオネーム <アイラブばあちゃん>
「いけずやなぁ 皆既月食 隠す雲」
小池正博さんの講評
「川柳スパイラル」編集発行人小池正博さん
入道雲、いわし雲、飛行機雲、浮浪雲など、さまざまな雲の句がありました。雲は自然現象ですが、雲を見上げる人間の気持ちは川柳のテーマになります。また、雲隠れという表現もあり、「雲の中」が何も見えなくなるという比喩的な意味にもなります。選ぶのに困るくらいおもしろい句をたくさんいただきました。
今回選ばれた<アイラブばあちゃん>さんの川柳は…
雲に月を取り合わせて、雲が月を隠すという状景です。しかも月そのものも消えてゆく月食ですから、手がこんでいます。「いけずやなあ」という言い方も効果的です。ちょうど3月はじめに皆既月食がありました。直近の体験を句に詠んでいるのもタイムリーです。
