波のりラジオ

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これまでのつれづれ川柳賞

お題「客」

2026/2/28選出

つれづれ川柳賞

ラジオネーム <古子>

「客として 迎えた彼は 今も客」

小池正博さんの講評

小池正博さん
選出
「川柳スパイラル」編集発行人小池正博さん

「客」というお題で、客を迎える側(店側・主人側)と客側のそれぞれの視点があります。店と客との関係では神様のような客もあれば、カスハラもあり、さまざまな関係性や物語が生れます。注文、支払いが機械化されて、セルフレジは私も苦手です。スズメやウグイスなどの小鳥を客に見立てた句もあって新鮮でした。

今回選ばれた<古子>さんの川柳は…
客として迎えた人とは関係が深まったり、親しくなったりするのではなく今も客として距離が近づかないままだというのでしょう。それが残念なのかもしれないし、適正な距離感が良いとも受け取れます。「彼」がどういう人なのかも気になるところで、想像がふくらむ句です。テクニック的には、お題の「客」を二度使って、上手くまとめています。

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