これまでのつれづれ川柳賞
お題「窓」
2025/11/29選出
つれづれ川柳賞
ラジオネーム <波乗り茶漬け>
「この窓は 幼い時は 高かった」
小池正博さんの講評
「川柳スパイラル」編集発行人小池正博さん
窓を開ける場合と閉める場合がありますが、窓を開ける句が多かったです。窓は内部と外部をつなぐ役割をしますが、窓から見える景色や、窓に映った姿など句作の材料は多いです。病院の窓、新幹線の窓をはじめいろいろな窓があり、そこに様々な物語が生れます。
今回選ばれた<波乗り茶漬け>さんの川柳は…
窓そのものは変わらないのに、自分の方が成長したので、位置が変わって見えるということです。窓という空間に時間の変化を加えて巧みに一句に仕立て上げておられます。
