これまでのつれづれ川柳賞
お題「紅葉」
2025/10/25選出
つれづれ川柳賞
ラジオネーム <けい>
「初紅葉 赤ちゃん言葉で 落ちてくる」
小池正博さんの講評
「川柳スパイラル」編集発行人小池正博さん
「紅葉」は俳句では季語になりますので、俳句とはひと味違った発想や視点から詠むと川柳になります。紅葉のような手(幼子)と老年の手との対比、紅葉と黄葉の違い、紅葉狩の語源など、紅葉に関する話題はいろいろありますね。
今回選ばれた<けい>さんの川柳は…
俳句では初紅葉は仲秋の季語。紅葉は晩秋の季語です。紅葉が落ちるのは初冬になります。今年はじめて見る紅葉という感じと赤ちゃんことばの取り合わせがぴったりしています。赤ちゃんの紅葉のような手という連想も働いていますね。
