これまでのつれづれ川柳賞
お題「扉」
2022/1/29選出
つれづれ川柳賞
ラジオネーム <この日暮らし>
「コロナ禍の 扉開いたり 閉まったり」
小池正博さんの講評

「川柳スパイラル」編集発行人小池正博さん
自動ドア、二重扉、ドラえもんのどこでもドアのほか、心の扉や恋の扉など、いろいろな扉がありました。
扉を開ける場合と扉を閉める場合でニュアンスが変わってきます。
扉の向こうにいる人との関係性によってドラマが生まれます。
今回選ばれた<この日暮らし>さんの川柳は…
現在の状況にぴったりの作品です。シンプルな表現ですが、だれもが実感することなので共感される方が多いのではないでしょうか。「今」でしか詠めないことを表現するのも川柳の役割のひとつです。コロナが終息して、あのときは大変だったなあと過去形で語れるようになればいいですね。