「絵本」という題から連想が限定されるかと心配しましたが、いろいろな発想の作品をいただきました。
絵本の内容、絵本を読んでいる親と子や孫の関係、絵本を読んだ子ども時代と現在との時間のへだたりなど、連想はさまざまな方向に展開してゆきます。
「読み聞かせ」の場面が多かったですが、お母さんだけでなく、お父さんが読み聞かせている句もありました。
読むときに声の調子を変えて演技すると子どもは喜びますね。

今回選ばれた＜暴走おかん＞さんの川柳は…
何度も読んでボロボロになった絵本を大人になってから手にとっているのでしょう。
絵本のにおいから思い出が立ち上ってきますし、人生の時間の経過が感じられます。 絵本というのは目で見るものですが、匂いという嗅覚によってとらえているのところに独自の発見があります。