これまでのつれづれ川柳賞
お題「誘う」
2020/7/25選出
つれづれ川柳賞
ラジオネーム <アイラブばあちゃん>
「今年また 源内さんに 誘われる」
小池正博さんの講評

「川柳スパイラル」編集発行人小池正博さん
「誘う」というお題ですので、誰が・何に・何のためになど想像して句を作ることになります。
誰に誘われるかによってイエス・ノーが分かれますね。
お酒やデート、GO TO キャンペーンなど、いろいろな「誘う」がありました。
今回選ばれた<アイラブばあちゃん>さんの川柳は…
固有名詞の使い方がお上手です。
夏祭や食事に誘われるのか、時代劇の一場面のような情景が思い浮かびます。
源内さんと言えば、平賀源内。
「土用の丑の日」は平賀源内の考えたキャッチコピーだと言われています。
鰻を食べに行くお誘いだったわけですね。ちょっと「謎とき川柳」のような感じがします。
ウナギという言葉を出さずに表現されているところがおもしろいです。