二月に入って雪が降りました。雪は人や地方によってとらえ方・感じ方が異なります。
関西では雪景色はきれいなものですが、豪雪地帯では困った存在にもなります。
雪が降ればうれしい人もあり、雪が苦手な人もあり、反応は様々です。
今回は「雪」というシンプルなお題でしたので、雪が降る、雪が降らない、雪が溶ける、雪をかき分けるなど、いろいろな状況を考えることができました。
そこにそれぞれの人のものの見方が反映されるのを、楽しく読ませていただきました。

今回選ばれた＜狸富士＞さんの川柳は…
「お喋り蛇口」という表現が面白いです。普段は勢いよく水が出ている蛇口も、豪雪地帯だと凍って水が出ない、蛇口も黙り込んでしまっている。
現実としては水が出なくて困っているけれど、それを深刻に表現するのではなく「おしゃべり蛇口」と言い換えることで、ユーモアに表しているところがポイントです。