これまでのつれづれ川柳賞
お題「休む」
2019/5/25選出
つれづれ川柳賞
ラジオネーム <かきくけ子>
「電池抜き 自分時間を 取り戻す」
小池正博さんの講評

「川柳スパイラル」編集発行人小池正博さん
今回の川柳は…
「休む」の反対は「働く」 忙しくて休めない、休みすぎると居場所がなくなる、休み明けはまた仕事がくる…といった「休む」と「働く」の 関係を面白く句に表されていました。「休む」というお題から逆にみなさん頑張っている様子がうかがえました。
今回選ばれた<かきくけ子>さんの川柳は…
「休む」という言葉を使わず「電池を抜く」でうまく表現されています。
「電池を交換する」だとまた頑張って働かなくてはいけない。けれど 「抜く」だとゆっくり休むという風につながり知恵が絞られた言い方です。「自分時間」も自分1人の時間が大切だというのが分かります。