「蓋」という物体（笑）今回はとても動きのある川柳が集まりました。
また形のない「蓋」もたくさんの方が詠まれていました。
心の蓋、記憶の蓋、その人その人の蓋の形と色があるのだと思います。

さて四季さんの川柳はユーモアあふれる作品です。
『丸暗記』ということから学生時代の試験勉強を思い出された方もおおかったかもしれませんが、いろいろなスチュエーションでとらえられます。
また『こぼれる前に蓋をする』というところから、切羽詰まった感も感じられます。
「暗記」と「蓋」を組み合わせたところがとても面白いと思います。