ふるさと文庫 菊池寛を読む 毎週日曜日 あさ7時35分~7時50分放送。香川が生んだ文豪、菊池寛の短編小説を朗読でお届けする、ふるさと文庫。大正から昭和初期にかけて「父帰る」や「恩讐のかなたに」など多くの名作を発表した菊池寛は、文筆活動にとどまらず文芸誌≪文藝春秋≫を創刊、さらに広く若い人材を世に送り出そうと、≪芥川賞≫≪直木賞≫を制定し、“文壇の大御所”と呼ばれました。ふるさと文庫では、菊池寛の珠玉の名作を、西日本放送のアナウンサーの朗読でお送りしています。

香川菊池寛賞 受賞作品朗読

令和6年度 第60回受賞作品 「還暦ラプソディー」

 還暦を迎える主人公が、幼馴染の訃報を知り、彼との思い出を振り返る中で、子供のころの夢や、やり残したことに気づいて再出発を誓う物語です。

著者プロフィール

山下孝司(やました こうじ)

1960年高松市生まれ。
1984年東洋大学経済学部経済学科卒業。
2022年奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。
2024年佛教大学歴史学部歴史文化学科中退。
現在は放送大学教養学部に在籍。
2024年高校時代の部活(高松第一高等学校・落研)の後輩・小西マサテル氏『このミステリーがすごい!』大賞受賞に触発され、初めて小説を執筆し香川菊池寛賞へ応募。
2025年 第60回香川菊池寛賞受賞「還暦ラプソディ」

朗読:岸たけしアナウンサー

  • 第2回

    2025年6月8日放送

  • 第1回

    2025年6月1日放送

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