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理系WELCOME

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メッセージ

理系の皆さん、こんにちは!
西日本放送では理系の方の技術を必要としています。

例えば制作技術。番組制作現場で映像、音声、映像伝送等の技術的操作・調整を行う仕事です。具体的にはカメラ、映像調整(VE)、スイッチャー、ミキサーなどの担当があり、その担当ごとに番組制作の技術的プランニング、セッティング、本番時の機器操作等を行います。他の制作スタッフと阿吽の呼吸で機器を操作し、自分の指1本1本の動作が生放送に即反映される制作現場は緊張感に満ちています。映像・音声・電波に関する理系ならではの知識と現場で培った技術、そして自分の感性を駆使し、求められたもの以上の結果が出せた時には、非常にやりがいを感じます。

また、送信部門ではエリア内56か所の送信所の保守点検や、放送に関する免許申請・各種報告業務など行政との連絡窓口的な業務を行っています。制作技術のような放送現場での仕事と違って地味に思えるかもしれませんが、電波のエキスパートとして安全で安定した放送を継続するための重要な役割を担っています。送信所は山の頂上付近に建てられているものが多く、保守作業には体力を要する場合がありますが、送信所から放送エリアを見渡すと、放送を守っているという使命感を感じることができます。

やりがいのある仕事、ワクワクする仕事。それが、西日本放送にはあります。

技術者の仕事図鑑 ひとつの番組がオンエアされるまでを追いかける!舞台裏で活躍する技術の仕事
報道カメラ・映像・音声 報道中継車 ニュースサブ 中継カメラ・映像・音声 制作中継車 受信基地 制作サブ マスター 送信 テレビ ニュースサブ 送信

放送を支える技術

報道現場

報道カメラ・映像・音声

報道カメラ・映像・音声

岡山・香川エリアにて事件・事故や災害が発生した際、即座に現場へ向かい中継します。報道中継にとって速報性は命です。現場に着いたらまずは回線確保を行います。

次にどのような形・方法で本社へ映像と音声を伝送するかを決定します。同時に撮影に最適なカメラポジションを確保し、中継車までケーブルを敷設します。

本社へ、そして視聴者の皆さんへ、早く正確に映像・音声を届けるかが勝負です。私たちは、速報性をより高めるための努力を続けています。

報道中継車

報道中継車

大きな事件、事故、災害等の現場から、いち早く中継するときに使用します。小回りの利くコンパクトな車体と、衛星中継用機器(SNG機器)の搭載により、様々な場所から生中継を行うことができます。

通信衛星

ニュースサブ

ニュースサブ

ニュースサブでは、お昼のニュース「NNNストレイトニュース」や夕方のニュース「news every.」を生放送しています。

ニュース勤務の担当者は出社後、サブ(副調整室)の調整を行います。カメラの調整やCG・音声卓のチェックを行い、生放送に備えます。

生放送では事前に出来上がっている項目表に沿って放送しますが、ニュース番組では突発的な事件・事故が起こると本番中に項目内容が変更になったり、速報で伝えたりしなければなりません。放送中は1つの操作が放送事故につながるため、急な変更にもミスをしないよう対応しています。このため現場は常に緊張感を持ったなかで放送をしています。

スポーツ中継現場

中継カメラ・映像・音声

中継カメラ・映像・音声

スポーツ中継で使用している音声中継車です。

日本テレビ系列では高校サッカー・少年サッカーなどサッカー中継が多めですが、プロのサッカー中継にも携わることが出来、さらなる技術のスキルアップを目指しております。

制作中継車

制作中継車

制作中継車は、動く副調整室(サブ)です。その為、スイッチャーや映像機器、CG機、VTR、音声聞機器等が搭載されています。中継時には技術スタッフと、ディレクター、VTRオペレーター、CGオペレーター等の制作スタッフが乗り込み、本社にある副調整室(サブ)と同様の環境で番組制作(サッカー、野球等)が行われます。生放送の際は、中継車からの映像がマイクロ波で受信基地を経由してRNC本社へ送られ、放送されます。

受信基地

西日本放送では高松本社・岡山本社の屋上や岡山・香川の山頂に中継用のアンテナが設置された受信基地局を保有しており、報道中継・スポーツ中継の現場から映像・音声を伝送しています。

制作サブ

制作サブ

「everyフライデー」・「シアワセ気分!」など制作番組、「エリエールレディスオープン」などスポーツ中継、「24時間テレビ」・「選挙特番」などの規模の大きな番組で使用します。

スタジオでの番組は、セットを組んだスタジオと副調整室で制作されます。

「24時間テレビ」・「選挙特番」ではたくさんの中継先の回線を受け取り、連絡線をつなぎ、と番組規模が大きくなると責任も重くなりますが、やりがいを感じることができ、

うまく放送できたときの達成感は最高です!

マスター

マスター

テレビ局の心臓部ともいえるのがマスターです。放送局の内外で制作され完成した番組素材(ニュースなどのスタジオ生番組や、収録番組、CMなど)を番組編成作業によって決められた放送進行表に従って組合せて最終的な番組の形にまとめます。

また、コンピューター制御を使った自動運行で番組編成の時間内に組み立て、時間通りに送出を行います。

スポーツ中継延長の対応や、突発ニュースへの緊急特別対応など、日々の技術力に裏づけされた判断力と瞬発力が必要とされる場面も。

西日本放送から放送されている番組が、問題や不具合なく視聴者の皆様に届けられているか、24時間365日、常に映像・音声の監視をしているのです。万が一放送に問題が発生した場合は、即座に原因を追究・判断し最適な対処を行い、可能な限り速やかな放送の回復に努めます。また設備トラブル等でオンエアに支障をきたすことのないよう、放送設備の故障・修理対応やメンテナンス、古くなった設備の更新なども行います。

送信

送信

番組・CMを各家庭に届けるための電波は岡山県にある金甲山をはじめ、岡山県・香川県にある各中継局から送信されています。

安定した放送が出来るようにこれらの放送設備を保守・管理・運用しています。

金甲山・前田山アンテナ

テレビ

テレビ

「技術」というとデジタル機械やパソコンなどを向き合う「無機質な仕事」という印象が強いと思いますが、実はテレビの技術で大切なのは”人と人とのコミュニケーション”です。「視聴者に喜んでもらいたい」「心を動かす映像や音声を届けたい」という想いを軸に、技術者同士だけではなくディレクターや出演者と常に議論しています。

マニュアルのある機械の事を理解するだけではなく、個性を持つ多くの視聴者の気持ちを理解することが何よりも重要です。映像や音声を通していかに表現・伝達するのか。それはとても難しいことではありますが、考え追究することをやめないことがテレビ技術の仕事でもあり、また醍醐味でもあります。

先輩社員インタビュー
INTERVIEW