マリコラム 西日本放送アナウンサー「鴨居 真理子」のブログ

2021/03/24

地マネを卒業しました♪

鴨居 真理子

満開の桜の下、卒業しました♪

今日は、話したい事山ほど。

人生100年時代、折り返しを迎え、自分の生き方を見直し、人生後半を見据えた

学び直しのチャンスの時だと大学院の門を叩きました。

実は、これには、勇気をもらう出来事がありました。

あるご高齢の声楽家の大先生のお話。

活躍する自分の教え子に教えてもらい、学んでいたのです。

心から感動しました。

学ぶことに年齢は関係ない。

そして、自ら謙虚に学びを求めることで成長できるということを

大先生が自らの行動をもって教えて下さいました。

 

人は、キャリアを積むと新しいことへの挑戦に臆病になります。

失敗を恐れるようになります。

恥をかくのを恐れるようになります。

でも、純粋に学びたい気持ちを大切にすれば、一歩を踏み出せ、道は拓けます。

その一歩は、自分が想像もしていない新しい人生を切り拓く「未来の一歩」です。

 

2年前、果たして、本当にできるのだろうか?と心配と不安を抱え、

香川大学大学院地域マネジメント研究科の門を叩きました。

経営修士(専門職)MBA(Master of Buisness Administraition)の学位を取得する学科。

 

この年で、大丈夫かな?

仕事や家庭と両立できるかな?

時間は捻出できる?

錆ついた脳が動くのだろうか?

心配と不安ばかり。

無理ならその時考えよう。できるところまで突き進んでみよう。

そんな気持ちでした。

 

入学後すぐに仲間ができました。

同期のみんなも仕事や家庭との両立に必死になっていました。

互いに声を掛け、助け合い、励まし合い、協力して、課題をこなし、

レポートを出し、試験勉強をして、社会で活躍しながら学んでいる姿。

あふれる情熱とエネルギーに大きな刺激を受け、感動しました。

私の自慢の同期です。

縁あっての巡りあわせ。本当に仲間に恵まれたと感謝しています。

先生方にも恵まれました。

教授陣の豊富な知識と探求心には、頭が下がりました。

まさにプロ。

 

この2年間の学びは、凄まじいものがありました。

1年目は、「分析基礎科目」「地域基礎科目」「基礎科目」「応用科目」

「プロジェクト科目」から構成される教育課程から経営の専門知識や社会一般の問題を

定性的・定量的・数理的に分析し、解決する能力を学び、

2年目は、プロジェクト研究として修士論文を書き、審査を受けます。

私は「これからのローカル局に求められる役割と可能性について」というテーマで

定性的方法と定量的方法で分析を「行い修士論文を書きました。

拙い内容ではありましたが、大変、勉強になりました。

この2年間で、私の内面は、劇的に変化しました。

物事を見る視点も観点も感覚もすっかり変わりました。

まるで、魔法の眼鏡をかけたような感覚です。

2年前の私とは、全く違う人間になったと言っても過言ではありません。

これまで、モヤモヤと漠然としていた問題が、とても鮮明に明確に見え、

どうするべきか、いくつかの道筋がみえてくるから驚きです。

ビジネスを体系的に学び直し、言語化、図式化、モデル化することで

効率的に発展させることができるのです。

学ぶことがこれほど面白く楽しいとは思ってもいませんでした。

人生の中で一番勉強したかも!?

ありがたくも学長から表彰もいただきました。


僭越ではありますが、

今後、地域活性化・地域発展のために微力ながらも何かしら、貢献出来たらいいなぁ、と

考えています。

新年度からも、ポストMBAとして大学院に研究員として残り、

研究を続けることにしました。

学ぶということは、面白く、楽しいこと。

常にアップデイトを続けることが進化するということなのですね。

立ち止まってはいられません。

これからの人生をどうデザインするか?

ワクワクします♪

香川大学大学院地域マネジメント研究科に心から感謝です。

懇切丁寧で楽しく、そして、激励し、温かくご指導くださった先生方にも

心から感謝しています。

ありがとうございました。


実は、この春、息子も中学を卒業。

お友達から”ダブル卒業”のお祝いにいただいたお花です。

ありがとう!

 

さぁ、ここから、新たなスタート‼

2021年、コロナ禍でも、ピンチをチャンスに変えて、

楽しんで前進しようと思っています♪

是非、みなさんもご一緒に