かなみのなかみ 西日本放送アナウンサー「石井 奏美」のブログ

2025/12/06

FRUITS ZIPPERさん

石井 奏美

アナウンサーブログのふりした

アイドルコラム第2弾

今回はFRUITS ZIPPERさん。

初めて対面で取材させていただいたのは

先日ベルサイユ賞のスポーツ部門で

最優秀賞を獲得したあなぶきアリーナ香川で

ことし5月に開催されたTGC香川でした。

※ベルサイユ賞とは2015(平成27)年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が創設した建築賞のこと

今年1年も大活躍のFRUITS ZIPPERさん。

この日もかなりのハードスケジュールの中でしたが

メンバーの皆さん常にキラキラオーラ全開で。

市民モデルの皆さんとのランウェイでは

積極的にお子さんたちにお声がけしてらっしゃって

その人気の理由が皆さんのお人柄から伺えました。

FRUITS ZIPPERさんといえば

「NEW KAWAII」という

令和の新しい「かわいい」という概念を

定着させてくれたグループさん

という印象があります。

この「かわいい」は外見的な意味ではなく

多様性の広がりを「かわいい」とポップに

表現して親しみやすくしてくれているのだなと

個人的に感じていまして…

多様性を語る上で、

どうしても誰かを傷つけないようにと

難しく考えて触れないようにしてしまうけれど

実はというか当たり前に

私たち全員に違う部分があって

その違う部分を「かわいい」と認め合うことが

多様性を受け入れるということに

延いては自分を肯定することに

繋がるのではないかと思うのです。

私はフルーツバスケットいう楽曲の

「今が旬って、言葉に迷って

動き出せなかったり、あるある

またそれだって味変みたいねって

いえる今です、さんきゅー」

という歌詞が大好きで。

そんな「いえる今」を作るのは私たちだと

気が引き締まるような楽曲です。

令和のアイドルソングは

自己肯定感がキーワードなものが多い中

FRUITS ZIPPERさんの楽曲は自己だけに

フォーカスが当たっている訳ではないというのが

惹きつけられるポイントなのかもしれません。

これからどんな種をまいて

花が咲いて果実が実るのか

その成長が1ファンとして楽しみです。

next…

12月8日に20周年をむかえるAKB48さん