新規エリアの作家さんご紹介!秋会期スタートしましたよ~
図子靖代   2025年10月4日(土)
タグ:, , , , , , ,

瀬戸内国際芸術祭の締めくくりとなる秋会期が、10月3日からスタートしましたヾ(*´∀`*)ノ!
暑さがようやく和らいできた中、皆さん!ぜひアート散策に出かけましょう!秋会期は11月9日までですよ~。

 

■瀬戸内国際芸術祭2025 島島インタビュー 

ゲストは秋会期唯一の新規エリア「宇多津エリア」の作家「色のない翼の彼方」西澤利高さん

西澤さんは岐阜県生まれ神奈川在住、瀬戸芸初参加の作家さんです。
●今回の作品は
香川産庵治石とアクリルを削り出して磨いたものとの組み合わせ、 海岸沿いに展示しています。
宇多津の歴史や文化を勉強したり、作家用の宿舎に泊まった時にご近所の方からいろいろなお話を伺い作品づくりをしたそうです。
●どんな所を見てもらいたい?
作品越しに見える風景が、いつもと違うものとして見ていただけるとありがたいです。
楽しいとき、悲しいとき、嬉しいとき、独りのとき、親しいもしくは愛する人とご一緒の時、いろいろなタイミングでこのアクリル越しの風景を感じていただきたいとの事。
皆さん、ぜひ!足を運んで下さいね。

 

■島島インフォメーション

秋会期からの会場のひとつ 「粟島」

瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局 粟島担当 長尾 香奈さんから

瀬戸内国際芸術祭 2025 粟島会場オープニング記念セレモニー~The Drift 漂流の島~

のご紹介でした。

日時:2025 年 10 月 5 日(日) 開演 14:10

場所:旧粟島小学校(〒769-1108 香川県三豊市詫間町粟島 1506)

内容:旧粟島小学校の校舎と校庭を舞台に、ダンス・音楽・演劇・美術が融合したパフォーマンス。粟島でしか見られない、特別な時間をお届けします!

 

そして

粟島「帰り着く家−瀬戸内粟島古家滞留積層脳海図像・2025」青野文昭さん

にもお話を伺いましたよ。

 

◆今回の作品は

・粟島の集落の中にある古家に粟島の船を組み合わせた作品で地元の人から古家や船など提供を受け、作業も手伝ってもらいつくったもの。

◆どんな所を見てもらいたい?

・作品の土台になっているのは、島では珍しくない無人の古い空き家なのだが、そこにはかけがえの無い濃密な歴史と物語が潜んでいて、それらを救い上げながら、家と船と人が一体化し凝縮したその様子を一目見に粟島に来てもらいたい。

・粟島の現地に密着しつつも現在各地で生じている過疎化ともつながり、現代人の魂の行く末にかかわる根源的な問題として考えているとの事です。

船と家が一体化した作品!注目ですねヾ(*´∀`*)ノ

 

x_toponly