10月11日放送分「島島ラジオ #18」音源ファイルを更新しました!
RNC radio Staff   2025年10月22日(水)
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「RNC・RSK共同ラジオ番組 島島ラジオ」10月11日放送音源を公開しました。

 

放送回のブログページにて公開中ですので、是非お聞きください。

 

よろしくお願いします。

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坂を登れば…見応えのある作品と島の絶景が「伊吹島」「高見島」
図子靖代   2025年10月18日(土)
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■瀬戸内国際芸術祭2025 島島インタビュー

ゲスト:伊吹島で「野生の獲物」という作品を発表しているオラフ・ホルツアプフェルさん

秋会期からの会場のひとつ・伊吹島は観音寺港から船で25分。「いりこの産地」として有名な島です。

「野生の獲物」はドイツの童話『漁師とその妻』をモチーフに、染め・編み・大工という、日本とドイツの3つの職人技術の要素を持つ舞台装置から構成されるインスタレーションです。
会場となる古民家や伊吹島の歴史と相まって、ひとつの空間をつくり出していますよ。

 

島島インフォメーション   

ゲスト:高見島アートトレイル ディレクションbankART1929代表 細淵太麻紀さん

「高見島アートトレイル」って!?

高見島はこれまで京都精華大学の先生や学生さんの作品を中心に展開されてきましたが、今回はこの高見島の新作部分のディレクションをBankART1929が担うことに。

BankART1929は神奈川県横浜市で行政と共に20年間、歴史的建造物や有休空間などを活用して文化施設を運営し、街を活性化するプロジェクトをおこなってきていて、現在は横浜にとどまらず、さまざまな場所でその土地にあわせた企画をおこなっています。

今回、高見島では7組のアーティスト、淺井裕介、泉桐子、橋本雅也、谷本真理、保良雄、中谷ミチコ+大室佑介、そしてBankART1929+PHスタジオ、この7組とともに、「高見島アートトレイル」というタイトルで島をめぐる作品を展開。

7組のアーティストはそれぞれ、高見島の自然や地形、歴史、風習、風土そしてそこから得たインスピレーションをテーマに作品をつくっています。全てが高見島のためにつくられた新作となっていて使われていない家やお寺や神社、そしてそれらをつなぐ道のあちこちにも作品がありますよ~。

 

来場者にどんな所を見てもらいたいですか

今回の「高見島アートトレイル」というタイトルですが、それぞれの作品だけでなく、高見島の浦集落の急な坂や細い道、幅や高さがまちまちの無骨な階段や景色のよい場所を歩いてめぐることで、島を歩くことそのものも鑑賞体験の一部として持ち帰ってもらえたらと思っています。

島を歩いて巡ることで自分の身体に意識を向けたり、あるいはかつてこの集落に暮らしていた人々の暮らしぶりにも触れることができるかと思います。人々や生活の中に潜む「野生」みたいなものもテーマになっています。

歩きやすい靴や服装できていただくのがおすすめです。また、島は船の時間があるので時間に追われがちですが、ぜひゆっくりと時間をとって、高見島を存分に島ごと楽しんでいただけたらと思っています。

 

高見島から電話でお話をしてくれましたヾ(*´∀`*)ノありがとうございました。

 

  

島島ラジオの西日本放送からの放送は今日で終了!皆さんありがとうございました。
来週からは山陽放送からのオンエアーです(*´艸`*)引き続きよろしくお願いいたします。

図子靖代

 

   

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10月4日放送分「島島ラジオ #17」音源ファイルを更新しました!
RNC radio Staff   2025年10月14日(火)
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「RNC・RSK共同ラジオ番組 島島ラジオ」10月4日放送音源を公開しました。

 

放送回のブログページにて公開中ですので、是非お聞きください。

 

よろしくお願いします。

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シャボン玉で繋がれば・・・「本島」「宇多津」でぜひ体験を!「豊島」の便利な”トゥクトゥク”もご紹介
図子靖代   2025年10月11日(土)
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瀬戸内国際芸術祭2025 島島インタビュー 

ゲスト 本島会場・宇多津会場  [ Echoes as Air Flows ]作家 筧 康明さん

 宇多津、料亭「公楽」                       旧ダンスホール内のモニター

 

瀬戸芸への出展は初めてという筧さん。夏会期はさぬき市の志度で、秋会期は本島と宇多津町で作品を展示しています。

 

今回の作品は Echoes as Air Flowsというタイトルで、夏は志度の平賀源内旧邸で2作品を展示。秋はそのうちの1作品であるAir on Air <ver. Setouchi>という作品を本島と宇多津の2箇所で展示しています。

これは、会場にあるコップのような形をしたデバイスに息を吹き込むと、
画面の向こうの風景に本物のシャボン玉が飛んで、あたかも自分自身の息が広がっていくような体験ができる作品ですヾ(*´∀`*)ノ。私も体験しましたが・・別の場所の知らない人がシャボン玉にビックリしたり喜んだり(*´艸`*)と楽しく繋がれました!
手を振ってくれると嬉しかったですよ~。
本島では、旧消防団屯所として用いられていた建物にモニタが並び、
シャボン玉が飛ぶバブルマシンは本島の海辺に一箇所、笠島の街並みの中に一箇所、志度の駅に一箇所あります。
夏は志度から本島に息を届けたのですが、秋は逆に本島から志度に息を届けます。
また宇多津町には、料亭「公楽」の旧ダンスホール内にモニタが並んでいます。
バブルマシンは宇多津町役場の前に一箇所、西光寺の前に一箇所置かれています。
筧さんはこの作品を、もともとコロナ禍の最中に考案・制作したとの事。
画面を通してしか誰かと繋がることができなかった時期に、画面を通して向こうの世界に空気があること、風が流れていることを改めて自覚するために、インターネットを介してシャボン玉を飛ばす仕組みを作ったそうです。
シャボン玉をきっかけに画面の向こうの世界に人とコミュニケーションが生まれたりと、予期せぬ関係が生まれていくという点も面白いところですね!。
筧さんは、訪れた人に・・・体験型の作品なので、是非実際に体験してください。コロナ禍を経た今、改めて息をする、風を感じるという実感を感じてもらえればと思います。とおっしゃっていました~。

島島インフォメーション
豊島「瀬戸内トゥクトゥク」について 瀬戸内アイランドクルーズ 川口 修(かわぐち おさむ)さん

 

今年の瀬戸芸には沢山の方が訪れている豊島。一方、移動手段はバスや自転車などに限られていました。

そこで!新たな交通手段にと始まったのがトゥクトゥクのレンタルサービスです。

運営する 瀬戸内アイランドクルーズ 川口修さんは
自然とか風とか島民の方とのおしゃべりとかを感じながらドライブできるのが魅力です!ヾ(*´∀`*)ノとおっしゃっていました。

私も体験しましたが・・とっても静かで運転しやすく快適でしたよ~(*´艸`*)!

豊島で快適ドライブ!                   「瀬戸内トゥクトゥク」いいですよ~

 

「瀬戸内トゥクトゥク」

香川県小豆郡土庄町豊島家浦889 Teshima Factory内(家浦港より徒歩5分)

お問い合わせは、瀬戸内トゥクトゥク(080-9835-9412)まで

「瀬戸内トゥクトゥク」で検索!!!!してご予約下さいね~。

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新規エリアの作家さんご紹介!秋会期スタートしましたよ~
図子靖代   2025年10月4日(土)
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瀬戸内国際芸術祭の締めくくりとなる秋会期が、10月3日からスタートしましたヾ(*´∀`*)ノ!
暑さがようやく和らいできた中、皆さん!ぜひアート散策に出かけましょう!秋会期は11月9日までですよ~。

 

■瀬戸内国際芸術祭2025 島島インタビュー 

ゲストは秋会期唯一の新規エリア「宇多津エリア」の作家「色のない翼の彼方」西澤利高さん

西澤さんは岐阜県生まれ神奈川在住、瀬戸芸初参加の作家さんです。
●今回の作品は
香川産庵治石とアクリルを削り出して磨いたものとの組み合わせ、 海岸沿いに展示しています。
宇多津の歴史や文化を勉強したり、作家用の宿舎に泊まった時にご近所の方からいろいろなお話を伺い作品づくりをしたそうです。
●どんな所を見てもらいたい?
作品越しに見える風景が、いつもと違うものとして見ていただけるとありがたいです。
楽しいとき、悲しいとき、嬉しいとき、独りのとき、親しいもしくは愛する人とご一緒の時、いろいろなタイミングでこのアクリル越しの風景を感じていただきたいとの事。
皆さん、ぜひ!足を運んで下さいね。

 

■島島インフォメーション

秋会期からの会場のひとつ 「粟島」

瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局 粟島担当 長尾 香奈さんから

瀬戸内国際芸術祭 2025 粟島会場オープニング記念セレモニー~The Drift 漂流の島~

のご紹介でした。

日時:2025 年 10 月 5 日(日) 開演 14:10

場所:旧粟島小学校(〒769-1108 香川県三豊市詫間町粟島 1506)

内容:旧粟島小学校の校舎と校庭を舞台に、ダンス・音楽・演劇・美術が融合したパフォーマンス。粟島でしか見られない、特別な時間をお届けします!

 

そして

粟島「帰り着く家−瀬戸内粟島古家滞留積層脳海図像・2025」青野文昭さん

にもお話を伺いましたよ。

 

◆今回の作品は

・粟島の集落の中にある古家に粟島の船を組み合わせた作品で地元の人から古家や船など提供を受け、作業も手伝ってもらいつくったもの。

◆どんな所を見てもらいたい?

・作品の土台になっているのは、島では珍しくない無人の古い空き家なのだが、そこにはかけがえの無い濃密な歴史と物語が潜んでいて、それらを救い上げながら、家と船と人が一体化し凝縮したその様子を一目見に粟島に来てもらいたい。

・粟島の現地に密着しつつも現在各地で生じている過疎化ともつながり、現代人の魂の行く末にかかわる根源的な問題として考えているとの事です。

船と家が一体化した作品!注目ですねヾ(*´∀`*)ノ

 

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