さあ!瀬戸芸の夏がスタート!新・引田エリアの作家さんにお話を聞きます
図子靖代   2025年8月2日(土)
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 8月2日(土曜日) 「島島ラジオ」 瀬戸内国際芸術祭の夏会期がきのうスタートし、この番組も帰ってまいりました。

夏会期は8月31日までで香川の志度・津田エリアと引田エリアが新たに加わりましたよ~!
皆さん、暑さの中ですがしっかりと対策をしながら特別な夏を!一緒に楽しみましょうヾ(*´∀`*)ノ!

 

瀬戸内国際芸術祭2025 島島インタビューでは引田エリア

「東京藝術大学×香川大学 瀬戸内海分校 まちづくりプロジェクト ぐんだらけ」3人のアーティストのうちのお2人

沼田 侑香さん 桒原 寿行さん  にお話を伺いました。

 

・まず、「ぐんだらけ」とは?

2024年にスタートした東京藝術大学•香川大学の連携事業のプロジェクトの一つで東かがわ市の風まちの港「引田」をフィールドにして行う、アートと科学、まちづくりの実践です。

 

沼田侑香さんの作品はタイトル:積層される情報

 

江戸時代より醤油と酒造りを行っていた商家をリニューアルした観光施設「讃州井筒屋敷」の中庭で展示中の作品です。

沼田さんは、高齢化や人口減による港町の変化と、かつては通信手段であった「大漁旗」を重ね合わせて、プラスチックゴミを加工し、ピースを作り、繋ぎ合わせ、大漁旗を制作。

素材の大部分を占めるペットボトルキャップは引田のまちの人々が集めてくれたものだそう、(((o(*゚▽゚*)o)))です。

ピース作りは香川大の学生さんが中心に行い、そして繋ぎ合わせる作業は地域の女性たち、作品を吊るす単管は地元の石屋さんや大工さんのご協力。

引田のまちのたくさんの方にお世話になって制作したのでぜひ!見にきてほしいとの事ですヾ(*´∀`*)ノ。

 

桒原寿行さんの作品はタイトル:奉納和船の出航 – 「あまりものたち」の物神を、 海に奉納する。

煙突広場にある、もと焼酎を醸造していた蔵を「造船所」として、期間中に奉納和船を制作し続けるという海と人との歴史的・文化的関係性を探るプロセスを見せる作品です。

引田のまちで用途を失った様々な「あまりものたち」(廃材:建築材、電線、)を集め、奉納和船(かつて神仏に奉納されていた精巧な船舶模型。)として再構築していきます。引田の町には、かつて船大工さんがいたそうですよ。

また、海と人との関係性を物語る写真や資料などもたくさん展示しているとの事です。

みなさんも・・毎日コツコツと船を作っている桒原さんをぜひ!応援してあげてくださいね~(*´艸`*)。。

 

・引田エリアは21時までの開館で夜間の鑑賞も可能です(((o(*゚▽゚*)o)))!

 

島島インフォメーションは小豆島からの話題!

「AIドローンで空から記念撮影するサービスについて」 寒霞渓ロープウェイの三浦崇寛さん に伺いました。

 

●日本で初めて小豆島の国立公園寒霞渓の第2展望台にて、旅の思い出を空から撮影するサービス

AIドローン無人空撮サービス「SKYPIX」が8月1日から始まりました。
普段見ることができない空からの視点で動画撮影を誰でも気軽に体験できるんですヾ(*´∀`*)ノ。
申し込みもユニークな方法(((o(*゚▽゚*)o)))で、撮影エリアに設置されたQRコードをお客さんがスマートフォンで読み取ると、AIを搭載したドローンが飛び立ち、空からの美しい寒霞渓の景色とプログラミングされた最適なルートで自動撮影を行ってくれるんですって!撮影した映像は自動編集され高画質な映像が手元に届きます。
みなさん!ぜひ!お願いしてみてくださいね!!料金は2,400円です。

そして、寒霞渓には瀬戸内国際芸術祭2022作品「空の玉/寒霞渓」もありますよ。

ロープウェイの山頂駅から徒歩5分のところに常設展示された作品で作家の青木野枝さんによって手掛けられたものです。

夏の寒霞渓ロープウェイをどうぞよろしく~

 

 

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