とれたて新鮮JA香川県です

提供 JA香川県

毎週金曜日 午前9時15分~生放送
2021年10月1日

シーズン到来!!「ミニトマト」

放送日 2021年10月1日

新鮮情報   シーズン到来!!「ミニトマト」

 

今回お邪魔したのは
高松市にある「檀紙集荷場」
このコーナーを担当して5年。
始めてやってきました!!
周りは大きな道路が通っている場所なので、
恥ずかしながら集荷場があるとは知りませんでした。
こちらでは、ミニトマトやアスパラガス、オクラ、
ブロッコリー、菜花などが集荷されています。

今から最盛期に向かうのは、「ミニトマト」
朝から生産者さんが続々と出荷に訪れていました。
「ミニトマト」は家庭菜園をされている方も多く
なんとなく夏が旬のイメージがあるかもしれません。
香川県ではハウス栽培されているところがほとんどで、
その場合、出荷が始まるのは8月末頃からです。
7月から8月に植えたものが
9mほどの長さまで成長しながら、

花をつけ、鈴なりの実が順々に色づいていきます。
一年を通して収穫は続きますが、
10月中旬から11月頃と5月にピークを迎えます。

今年は夏の天候の影響で年内の収穫量は
例年よりは少ないということですが、
品質は間違いない、
おいしいものが出来上がっています。

出荷されている「ミニトマト」は
「TY千果(ちか)」という品種です。
病気やウイルスに負けない強さと
おいしさが自慢の品種です。
艶々とまぶしいくらいに輝いていて、
ヘタの緑が濃く、星形に
ピンっと元気に張っています。

一粒試食させていただくと、
口の中でプチっとはじけた瞬間に
果汁が溢れてきて口いっぱいに広がります。
甘みがしっかり味が濃く、酸味が少ないので
お子様から大人までパクパク食べてしまいますね。

「ミニトマト」の糖度ってどれくらいあるか
皆さんは聞いたことがあるでしょうか?
今回の取材で「糖度計」を見せていただきましたが、
小さな望遠鏡みたいになっています。
先端に果汁を入れて覗き込むと、
水平線のような景色の境目があります。
その水平線が現れたところを目盛りで読み取ると
糖度がわかるという仕組みです。
実際に見せてもらいましたが、
「ミニトマト」は7~8ぐらいの糖度があります。
これは野菜の中ではかなり高い糖度です。
生で食べてもしっかりとした甘さを
感じられる理由が目で見てわかりました。

「ミニトマト」は栄養も豊富です。
赤い色素でポリフェノールの一種である
「リコピン」という成分には、
活性酸素の発生を抑え取り除く
強い抗酸化作用があると言われています。
また、加熱しても作用が低下しないので
効率よく摂取することができます。
栄養成分が多いのも魅力の1つです。

お弁当の彩としての活躍はもちろん、
お料理のアクセントとして、
生でそのまま飾るだけで食卓を華やかにする
存在感のある「ミニトマト」
もちろん、そのまま食べてもおいしいですが、
ソースにしたり、おでんや鍋、スープに入れて
加熱した状態でもおいしくいただけます

気候が落ち着き、実がじっくり成長する今からが
おいしく、しかもたくさん出回る時期です。
寒暖差が出てきて風邪をひきやすいこの季節。
「ミニトマト」をいろんな使い方でたくさん食べて
健康に過ごしましょう!!

 

ご出演:檀紙集荷場所長 羽野敏規さん

- ページの先頭へ戻る