艶女YAYOIの一人言 西日本放送アナウンサー「池田 弥生」のブログ

高松城跡で復元作業が行われていた桜御門、完成しました。

桜御門は披雲閣の正面にあった櫓門。昭和19年に国宝に指定されることが決まっていましたが、翌年、高松空襲で焼けてしまいました。

その姿をもう一度と、平成23年から足かけ12年の年月をかけて、復元作業が行われたのです。

設計図や模型は残っていないでの、古い写真を解析することで使用されている木材を割り出したり、発掘調査で使用されていた瓦や漆喰の情報を得ることで、焼失前の姿に近い形でよみがえったそうです。

毎月第一土曜日に大西市長とお送りしている、「市長ラジオエッセイ～もっと高松」で、この門の見どころなどをお話いただきました。

桜の馬場から披雲閣に向かう途中にあるので、桜御門というのかと思っていたら、かつてはお祝いの時などに、桜の文様の幔幕がかけられたことで、その名前がついたとも伺いました。

桜御門の一般公開は7月16日の午前10時半から。

復元工事の様子等がわかる展示スペースも２階にあるそうです。

およそ80年ぶりによみがえった桜御門の姿。ぜひご覧ください。