艶女YAYOIの一人言 西日本放送アナウンサー「池田 弥生」のブログ

2021/11/02

芸術の秋に

池田 弥生

毎月第一土曜日に、高松市の大西市長とお送りしている「市長ラジオエッセイ もっと高松」

11月6日の放送は芸術の秋にちなんで、イサム・ノグチをテーマにお話しいただきました。

アメリカ・ロサンゼルスに生まれた、20世紀を代表する彫刻家 イサム・ノグチ。1956年、昭和31年に初めて高松を訪れて、その時に庵治石に魅了され、パリのユネスコ本部にある庭園への作品にも庵治石を採用したそうです。

これをきっかけに牟礼町にアトリエと住居をかまえ、石の作家である故・和泉正敏さんをパートナーに作品を作り続けました。

その場所は、イサム・ノグチ庭園美術館となっています。その場にいくと、なぁんにもせずに、ただその空間に流れる時間に身を任せて、ぼんやりすごしたくなります。

大西市長も「本当に癒される場所だねぇ・・」とおっしゃってました。

その庭園美術館前の石材工場跡地に「高松市牟礼源平広場」が出来ました。

イサム・ノグチ日本財団から寄贈された遊具「オクテトラ」や「プレイスカルプチャー」が設置されているそうです。ここは予約なしでいけますから、あの庭園美術館を流れる空気をちょっとだけ感じながらのんびり過ごすにはいいかもしれないですね。