いままでのコラム

タンゴの話 24 <ワルツの魅力>

 アルゼンチンのワルツは、いわば3拍子のタンゴ。昔から日本人はワルツが大好なのだが、テンポの速いこの国のワルツ(生粋のアルゼンチン人によるワルツはスペイン語でヴァルス・クリオジョVals Criolloという)は格別タンゴファンに人気が高い。タンゴの生命、センチミェント(情感)がワルツには満ち溢れているからだ。この前、ボク達タンゴ仲間に最も人気のワルツ曲名を訊くと返ってきた答えはタンゴの名曲「エル・チョクロ」に匹敵する名曲ワルツは「涙と笑い」だ、と口を揃える。パスクワル・デ・グジョ作曲。涙を短調、笑いを長調で表現し、不朽の名演はロドルフォ・ビアジ楽団以外には無い。

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