いままでのコラム

タンゴの話 89 <ヴィルヒニア・ルーケの死去>

 タンゴ仲間からメールが届いてVirginia Luque(ビルヒニア・ルーケ)が亡くなったことを知った。1927年10月4日生まれ、2014年6月3日死去ということは87歳近い長寿を全うしたわけだ。1987年と90年に来日した大の日本びいきの歌手であり女優だった。有名なのは1949年作の主演映画「Historia del Tangoタンゴの歴史」。ただ彼女の歌の全盛期は1950年前後でボクのお気に入りは「Mi Buenos Aires Querido わが懐かしのブエノスアイレス」。CD復刻されたルーケの演奏が決して多くないだけに余計心に残る。わがCDコンサートでは早速、彼女の特集を考えた。今世紀に入って死去した名歌手では2002年2月、96歳で生涯を閉じたAda Falcon(アダ・ファルコン)以来。それにしても、Falconは報じられたのに、Luqueの場合、その死が日本の大手新聞等マスコミの死亡記事欄に載らなかったのは不思議でならない、と独り憤慨している。

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