ミゲル・アンヘル・カンパーノ
パンの祭壇画,1989−1990
2.08×4.04m
カンヴァス:油彩





この階に展示される絵の中でも重要な一点、ミゲル・アンヘル・カンパーノ(マドリード、1948年)の《パンの祭壇画》は、5枚のカンヴァスを組み合わせ、抽象、具像のイメージを融合しています。そのイメージのいくつかは、スペインの内陸高原メセタの耕地の畝や、古くからの農具を思わせます。
農業の営みのシンボルとして、パンや風車小屋すら見いだされるでしょう。あらゆる時代を通じてのスペイン絵画の中で、とりわけ本質的な色彩である黒と褐色は、ここでも主役を演じています。また、圧倒するような大画面 でありながら、イメージ全体に強調される水平性は、堅固でドラマティックなこの絵の中に、穏やかな安らぎのニュアンスを与えています。





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パンの祭壇画