ぺぺ・エスパリウ
ルイーサ,1992
2.30×1.10×0.25m





ペペ・エスパリウ(コルドバ、1955〜1993年)の作品も同様に、控えめながらエレガントなものです。彼は、この美術館の開館の数週間前、その創造力の頂点にありながら、エイズにより死去しました。二つの籠がその網を空間のなかで融合したような《ルイーサ》は、エイズとその感染者、そして、同じ闘病と苦しい隔離から生まれた感染者の団結を象徴します。その結びつきは、病からの解放に役立つものではないにせよ、少なくとも、過酷さを和らげ、苦痛を少しでも耐えられるものにしてくれるでしょう。エスパリウの作品は、この美術館に展示されている作品から発せられる美学上、イデオロギー上のメッセージに、現代の問題と苦悩との取り組みという、ドラマティックなニュアンスを付け加えています。





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ルイーサ