2020年度 第8回西日本放送番組審議会
・日時:2020年12月8日(火) 締め切りによる書面開催
・書面参加委員(敬称略):高嶋克洋 委員 鈴森賢史 委員 佃 昌道 委員 森下聖史 委員
藤村晶彦 委員 片岡雅子 委員 岡田佳子 委員 山﨑達成 委員
・議 題:テレビ番組『シアワセ気分!』
・議事の概要:テレビ番組『シアワセ気分!』
を視聴合評していただきました。
主な意見
委員の皆様からは…
「フィットネス」は若者から中高年まで、大流行の今日。皆さん目が肥えている事から、内容に物足りなさを感じた。時間枠が少ないので無理もないが、本気度を見せるなら他のコーナーの時間枠を少しずつ削って、内容の充実を図るのも一案か。
チャーター料を紹介していただいたのが良かった。クルージングというと値段が高そうなイメージがあったが、スタジオでも話題になったように、何人かで割れば、手軽に楽しめる気がした。
今年は、カキの成長もいいようで、家庭での需要がふえるのではないかと思う。レンジで簡単にできる殻付きカキの蒸し物は最高。ちょっとしたことだが、役に立つ情報だと思う。
海難事故の直後の放送。少し配慮が必要だったのではないか。例えば、非常に残念だが瀬戸大橋を下から見るシーンや、アナウンサーが船の操縦をさせてもらっているシーンはカットするとか。また、クルーズ船を紹介する際に、当該クルージングが安全に十分に配慮している旨のキャプションを入れるとか。「心に響く絶景」とまではいかないまでも海から見上げる瀬戸大橋には圧巻の一言、大変新鮮であった。石井アナウンサーの言葉通り、人間の力を感じるし、迫力満点の一見の価値あるアングルだ。実際に見てみたいとは思えども、クルージングの機会はそうそう無いのが現実で、普段簡単に行けないところ、見られないものを楽しむことができる点はやはりテレビ番組の魅力と言える。
との意見がありました。
制作者側からは…
今回は第二弾ということで、以前にも増して島民の方との感染対策を考え、スタッフの事前の検温やソーシャル・ディスタンス、マスク着用等を義務付けての取材となりました。また、今回は「下から見る瀬戸大橋」を見てみよう!というのが大きな目玉でした。取材時には、石井アナも多少興奮ぎみのリポートで伝えていて、迫力ある絵がお茶の間にも伝われば‥と期待しました。
ところが、放送2日前の夕方に坂出沖でクルーザー転覆事故が発生しました。特集内容の差し替え等も考えましたが、低体温症などで病院に搬送された人もいましたが、死者はなかった事。
今後も更なる大きな事故・事件の発生時には報道制作局をあげて、対応していきたいと思います。この他、簡単にできるエクササイズ「シアワセげんきスクール」は、新型コロナの影響もあり家庭で気軽にできる運動ということで視聴者の皆さんからも、多くのリクエスト体操などメールやハガキでいただいています。
新型コロナの影響で、テレビの取材・放送内容も以前とは違うものとなっています。シアワセ気分!だけでなく、視聴者の方に納得していただける番組制作を今後も続けて参りたいと思います。
旨が述べられました。